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計画は崩れる(diary257)

本日のnoteは”計画は崩れる”

1月・2月と友人が長崎に遊びに来てくれた。
愛知から、埼玉から、遠方はるばる来てくれたのだ。来てくれたからにはそれなりにおもてなしはしたい。

「丹路がいるうちじゃないと長崎に来れる機会が無いし行くわ」

とフットワーク軽く飛行機で来てくれた友人だ、最大限のおもてなしを準備し、観光をリードするのは当たり前であり、誰もがそうするのではないだろうか(偏った価値観だな、、、w)
まぁ、相手は知らない土地だし適当に行動しよう、なんて考えがあるなら、そのような人は一度滝にでも打たれた方が良い。

引かれるかもしれないが、スプレッドシートに計画を事細かく立てたのだ。勘違いしないでほしいのだがいつもはしない。し、どちらかというとハプニングを楽しむタイプの人間なので、無計画でその地域に飛び込み、気になるところがあれば入る、そんな観光の方が好きだったりする。

先ほども言ったように近い距離ではない、最大限楽しんでもらいたい私なりの配慮だ。
せっかく長崎に来たのに行き当たりばったりは嫌だろう。計画も立てることは嫌いじゃない、計画通りに行くことほど気持ち良いことはないだろうから。

さて、やっと本題。

今回の観光は比較的計画通りにいったと言っても差し支えないだろう。

しかし、計画は基本崩れると思っておいた方が良い。そう思っていた方がいざトラブルになったときに怒ったり、動揺したり、思考停止したり、パニックに陥ることが無い。
ざっくりした計画を”さくっと変更する”と言った柔軟さで対応ができるし、これはこれで貴重な経験として楽しもう、と切り替えることすらできる。

これはビジネスでも同じだ。

事業計画書はなぜ作る?
もちろん事業計画に基づき、どうすれば達成できるかを思考しながら行動をするだろう。
連続性の社会は計画性があった方が良く、決めたことをきちんと遂行する方が有利だったが、今は非連続性の社会だ。新しいビジネスもどんどんと出てくるし、当たり前だと思っていたやり方が急に変わったり、今までのビジネスが無くなったりする。

そんな中「なぜ事業計画通りにいかない、、、」なんて嘆いているもんなら、それは時間の無駄だ。
「計画は崩れる・うまくいかない」何事もトラブルを切り抜け、偶然を楽しむ第一のコツは、計画に縛られないことだと思う。

非連続性の社会は、偶然から多くを得ることができる。海外のベンチャー企業のインタビューなどを観ると、偶然やちょっとした会話から出てきたアイデアが大きなものになった話をよく聞く。
何気ないコミュニケーションや雑談からアイデアが生まれる世の中であり、それを形にしてこそ未来が生まれる。そう考えると、旅や観光も計画に縛られずに進んだ方が良いのかもしれない。

少し話が脱線したが、旅行の計画も計画通りにいかないのであれば、お金を稼ぐという点においてうまくいくはずがない。
もちろん「うまくいく」と思って計画は作る、それはそう。そこは妥協してはいけない。
旅行の計画とは比べ物にならないくらい密に練って考える会社がほとんどである。何気ないふわっとした旅行の計画と比べるなんてナンセンスだ、なんて声も聞こえてきそうだ。
だが、密に練って作った事業計画より、はるかに速いスピードで新しいビジネスが誕生しているのも事実、それを理解したうえでつくっていかないとメンタルが持たない。

先ほども言ったように、計画が崩れても楽しめるコツは偶然を楽しむマインドであり、計画に縛られすぎないことである。

新たな発想と可能性を見出すために、計画の無い旅に出よう。

そんな私はMBTI?だったか?めちゃくちゃ計画型だった。そんな人間が計画通りにいかないと自分の思考を押し殺してまで言っているのだ。信憑性はあると思う。

また来週。

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