【ボドゲ感想】コルトエクスプレス
内容
・ボードゲームプレイ記録を兼ねたボドゲレビュー記事です
・なるべくプレイしたときの素直な感想をもとに、『今後のプレイ機会に変わってもOK!』の精神でざっくりつけてます
・基本的にルール説明はしませんが、ノリを楽しんでいただけると幸いです
プレイしたゲーム
タイトル:コルトエクスプレス(Colt Express)
ゲームの概要:西部劇の悪役となり、走る列車を舞台に乱闘を繰り広げるゲーム。アナログゲーム版スマブラ。2015ドイツ年間ゲーム大賞受賞作
プレイの記録:5人プレイ、初回プレイ時、使用キャラDOC(能力:手札+1枚)
レビュー・感想
テーマの好み:★★★★(4/4)
・あなたは西部劇の悪役。列車に強盗をしに乗り込んだが、他のワルたちも同じ列車を襲撃していた…というハチャメチャな設定がかなり好きでした。伊坂幸太郎のマリアビートル(新幹線で殺し屋たちがバトる小説)を思い出しましたね
・このゲームの魅力の1つは、立体的な列車のコンポーネントです。サムネイルの写真を見てもらえば分かりますが、単なる盤上のイラストでなく、実際に手に取って組み立てる列車となっており、他のゲームとは一線を画す存在感があります
・さらに、プレイヤーは車内と屋根を行き来できるようになっており、垂直的な位置関係が戦略にも重要な意味があります
・このゲームでは、他プレイヤーのアクションをできるだけ記憶する必要がありますが、記憶を辿っているときは頭の中で西部劇の一場面を再生しているような感覚になります
インタラクションの面白さ:★★★☆(3/4)
・基本的には他プレイヤーのアクションは公開でキューに設定されていきますが、列車がトンネルに入ったターンはアクションは非公開となり、他プレイヤーが何を予定しているか分からなくなります
・トンネルのターンでは読みあい/駆け引きが生まれ、うまく相手の財宝を奪うように立ち回ることができれば逆転の目があります。個人的にはこのインタラクションが、本作の一番の面白さだと思いました
パズルとしての面白さ:★★★☆(3/4)
・行動の連鎖を組み立てていく感じはパズルらしさがあり楽しいです
・手堅い手か/ハイリスクハイリターンな手かの選択が迫られることや、記憶があいまいになった時にどういう手を取ればいいのかを考えるもの面白かったです
プレイ体験:★★☆☆(2/4)
・西部劇のような世界観とアクションがマッチしていて、コマを動かしているだけで楽しいです。
・他プレイヤーとの攻防の要素はありますが、ダメージはマイルドなので敵対的になりすぎてギスギスすることもなさそうです
・少し残念だった点としては、今回プレイ時は、読みあい要素が発生するトンネルのあるラウンドが1回しかなかった(ランダムセットアップにより決定。MAX3回)ので、前半にリードしたプレイヤーが逃げ切りやすい展開になっていました。
こうなると、基本的に追いつきようがない鬼ごっこをやることになり、巻き返しが難しいことがプレイヤー全員に分かってくるので若干だれた感じはありました
おすすめしやすさ:★★★☆(2.5/4)
・ルールは比較的シンプルで、ゲーム時間もそんなに長くなく、さくっとできます
・ボドゲで格ゲーをしているという独特な感覚が目新しかったです
・アクション映画を楽しむような気分で、にぎやかにプレイするのが合っているゲームかなと思いました
モチベーション:★★☆☆(1.5/4)
・個人的には、最後まで勝敗を競う&逆転に賭けて乱闘を繰り広げる展開が好きなので、トンネルのあるラウンドが多めになるようなセットアップでやってみたいです
・本ゲームの後継作(スーパーコルトエクスプレス)があるらしく、本作の乱闘感を維持しつつライトになったゲームらしいので是非やってみたいです!
補足:レビュー項目について
別記事でまとめていますので、気になった方はご参考まで
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