【ボドゲ感想】チケットトゥライド
内容
・ボードゲームプレイ記録を兼ねたボドゲレビュー記事です
・なるべくプレイしたときの素直な感想をもとに、『今後のプレイ機会に変わってもOK!』の精神でざっくりつけてます
プレイしたゲーム
タイトル:チケットトゥライドアメリカ
ゲームの概要:鉄道を敷設するゲーム。ワイワイしつつも適度にヒリヒリする、他プレイヤーとのインタラクションが楽しいゲーム。2004ドイツ年間ゲーム大賞受賞作
プレイ記録:5人プレイ、プレイ経験3回程度
レビュー・感想
テーマの好み:★★☆☆(2/4)
・ゲームの設定としてはアメリカを舞台にしたレースとのことですが、やっていることは鉄道会社のような気はしてます
・立体感のある電車のコンポーネントは好き
インタラクションの面白さ:★★★★(4/4)
・他プレイヤーの動向で、各々が何をめざしていそうかが徐々に予想をたてられるようになっていくのが面白い
・他プレイヤーについては、「どこに既に路線があるか、そして何色を集めているか」によってなんとなく検討はつくが、狙いが丸わかりということもなく、いきなり意外なところに線路を伸ばしてきて自分の計画が狂うことがあり、それも面白い
・さらに、計画が狂ったとしてもいきなり詰みの状態になることはなく、どのように迂回路を構築するかを考え直すのも楽しい
パズルとしての面白さ:★★★☆(2.5/4)
・シンプルなルールなので、中量級ゲームの魅力の1つである、個別局面でパズルを解いているような楽しさは少ないと思いますが、どの路線が誰とも被っていないと読むことができる盤面であれば、その色を揃えるのは後に回してOK(究極最後でもOK)なので、どこを先に抑えるかを戦略的に考えることができます
・うまくいくかどうかは別として、色々少ない手がかりから考えを巡らせるのは楽しいです
おすすめしやすさ:★★★★(3.5/4)
・ルールがシンプルで、やるべきことも分かりやすく、初心者にもおすすめできます
・基本的にはシンプルな早取りだけど、挽回の手がなくはない。ただし、あそこだけは…という、戦略の多様さと緊張感のバランスが秀逸だと思います
・しいて懸念があるとすれば、都市の位置に馴染みがない(さらに英語表記)ので、位置を最後まで勘違いしてしまう可能性が…。その点、BGAでは自分の目的地が点灯するので分かりやすいですね。
プレイ体験:★★★★(4/4)
・盛り上がりどころがはっきりしていることが魅力の1つだと思います
・他プレイヤーが手札を消費を宣言して、路線を敷設しだす瞬間にプレイヤー間で緊張感がぐっと高まります。誰かと狙いが被っているかが重要なので、毎回、焦りと安堵の声があがることに。この瞬間が楽しい
・緊張と解放の瞬間がプレイヤーによって定期的にもたらされるので、自分たちがゲームを作っている感触があります。そして、誰かの計画の狂いが、玉突きでまた別の誰かの計画を狂わせ…というふうに、プレイヤーの思惑が絡み合ってドラマになるのも良いゲームだなと思います
・今回のプレイでは、路線が北側に集中し、誰かが線路を引くたびに阿鼻叫喚の嵐だったのが面白かったです
モチベーション:★★★☆(2.5/4)
・気楽にでき、あれこれ考えを巡らせられる楽しみもあり、それでいてドラマが起こる…かなり好きなゲームなので、卓がたつなら混ざりたい、というモチベーションです
・ただし、プレイ回数が少ないゲームをたくさん触ってみたいというモチベーションのほうが高いので、ちょっと抑えて2.5としました。
・拡張はやったことがないのでいつか体験できればと思います
補足:レビュー項目について
別記事でまとめていますので、気になった方はご参考まで
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?