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もうパスタはこれでいい!? グルテンフリーな米粉フィットチーネ
こんにちは、グルテンフリー生活9年目のにれねこと申します。
グルテンフリーのパスタは「物足りない」「食感が頼りない」と感じることが多いですが、今回紹介する玄米フィットチーネはそんなイメージを覆すかもしれません。
宮城県産こしひかり玄米を使用し、もちもちの食感が楽しめるこのパスタ。実際に食べてみた感想や、メリット・デメリットを正直にレビューします。
どんなパスタ?
「あまね グルテンフリー米粉麺 玄米パスタ フィットチーネタイプ」
原材料:米粉(宮城県産)、玄米粉、馬鈴薯でん粉(北海道産)
宮城県産こしひかり玄米を使用した半生タイプのグルテンフリー玄米パスタ。
フェットチーネタイプで、パスタソースがよく絡み、食べ応え抜群。
小麦不使用、専用工場で製造されているため、小麦の混入リスクがなく、小麦アレルギーの方も安心。
特定原材料等28品目不使用のアレルギーフリー設計。
フェットチーネって?
日本でパスタといえば、丸い細麺のスパゲッティが一般的ですが、最近はいろんな種類のパスタを見かけるようになりましたよね。
フェットチーネは、幅約7~8mm、厚さ約1mmの平打ちロングパスタの一種です。
なんといってももちもちとした食感が特徴。濃厚なクリーム系ソースと相性抜群で、特にカルボナーラにぴったりです。
本場では、
イタリア南部では硬質小麦(デュラム小麦)
ローマでは硬質小麦+卵
イタリア北部では軟質小麦を使ったタリアテッレ
と地域ごとに異なる製法が取られています。
どこで買える?
食品セレクトショップでたまたま発見。それ以外の店舗では見かけたことがありません。
ネット購入が確実ですが、宮城県産こしひかり使用なので、宮城県のアンテナショップなら取り扱いがあるかもしれません。
おすすめポイント
1)もちもちの食感が最高!
とにかくもっちもち。
米粉麺にありがちな「コシがなくて物足りない感じ」がなく、日本人の好みに合いやすい食感です。
「これ、本当に米粉?」と思うほど、一般的なフェットチーネと遜色ない仕上がりに感じます。
また、半生タイプなので、茹で時間が短いのも嬉しいポイント。
2)こだわりの材料
精米した米粉だけでなく、玄米も使用。
こしひかり使用(一般的な米粉に使われる飼料米ではない)。
添加物・保存料・合成着色料不使用。
増粘剤ではなく馬鈴薯でん粉を使用。
特に「こしひかり使用」という点で、お米の甘みが引き立つような気がします。(気のせいかもしれませんが…笑)
3)米粉麺専用の工場で製造
精米から製粉、製麺まで完全一貫生産。おいしさを逃さない感じが◎。
小麦を一切使用しない専用工場なので、小麦アレルギーの方も安心して食べられます。
デメリットは?
1)色が濃い(茶色い!)
焙煎玄米を使用しているため、色が結構茶色いです。
カルボナーラなどの白いクリーム系パスタにすると目立つかも?
見た目が気になる場合は、精米した米粉のみを使用した米粉パスタ(別商品)を選ぶのもアリ。
2)入手困難&価格が高め
まだまだ流通量が少なく、店頭で見つけるのは難しいのが一番の難点です。
価格も高めで、店舗購入時の価格は、1食分(100g)税込321円でした。
ただ、この値段でこのクオリティならまた食べたいと思います。
実はいろんな商品があるかも?
この商品はOEM生産(他社ブランドで販売される)されています。
製造しているのは、宮城県にあるマルコー食品。地元宮城のお米に注目した食品づくりをされています。
そのため、同じような米粉麺が別のブランド名で販売されている可能性があります。
また、こちらの製造工場以外にも米粉麺メーカーが出来てきています。
今後、いろいろなブランドの米粉パスタが見られるようになるかも?と期待しています!
まとめ
グルテンフリーでも、食感も味も満足できる玄米フィットチーネ。
もちもちの食感や、こしひかりを使用したこだわりの原材料が魅力です。
まだ入手しづらいのが難点ですが、価格に見合う美味しさがあると感じました。
そして、どんどんおいしい米粉麺が出てくるかも!?と期待も。
今後も新しい米粉パスタを見つけたら、ご紹介していきたいと思います!