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2018年10月福島、いわき〜浪江駅〜浪江中学校

<続き>

2日目は快晴でした。

本当なら早く浪江に向かいたいところだけど、富岡〜浪江間の代行バスは本数が少ない。朝10:25富岡発の前は、6:55発。つまり、いわきを朝6時に出なければいけない。それは少々ハードだ。

…と書いてみて思ったが、それくらいハードにロケをするべきかなとも思う。

8時過ぎにホテルを出て、少しいわき駅前を散策する。

(日本政府は明治維新150年というが、福島では戊辰戦争150年という)

富岡駅9:22発の電車に乗り出発。

(0.13というと低く見えるが、さいたま市で外にいてもこの数値が出ることはほとんどない(エアーカウンターSの場合)。それがふたばみらい学園のある広野町)

(広野駅前にはHATAGO INNなるホテルが出来ていた)

(セイタカアワダチソウの向こうにフレコンバッグ)

(富岡駅着。福島県知事選の候補者は4人いたはずだが)

(10:25発の浪江行きに乗車する)

浪江駅までは約30分。その間、iPadにて18分に及ぶ車窓動画を撮影する。

「写真撮影はマナーを守って」というアナウンスが行われ、同じ文言の貼り紙が車内に貼られているが、別に大騒ぎするでもなくマナーはきちんと守っていると僕は思っている。中には撮影することを快く思わない人もいるかもしれないが、僕が撮影しているのは紛れもない現実であり、見せたくないのであれば帰還困難区域の道路を開通などさせるべきではない。線量計を持って計測することがまずいと言うのなら、まずそんな状況を作った国と東電に文句を言うべきだと思う。

(浪江に向かうバス車中では最大2.96μSv/h)

浪江駅到着。まずは浪江中学へ向かう。

(5月に来た時は草ぼーぼーだった)

(家の軒先にフレコンバッグがあるとやはり驚く)

浪江中学到着。ひっそりと佇んでいた。

(正門)

(中は綺麗に清掃されていた)

(板で塞がれた校舎)

(最近草刈りが行われたようだった)

(青い空と無人の校舎)

(これらの教材もこうして処分される日を待つ)

(トロフィーも今や放射性廃棄物だ)

(正門から出てエアーカウンターをリセットすると1.41μSv/hあった。ホットスポットらしい)

(お疲れさま、と声をかけたくなった)

このあとは國玉神社を目指します。

<続く>


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鈴木邦弘
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