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2017年11月、福島。まどか保育園
双葉公民館、なみえタクシーなどを見つつ移動し、まどか保育園へ。崩壊寸前のお寺を横目に、ドキンちゃんと食パンマンを写真に収め、敷地内に入ります。
福島県水難救済会支援自販機
お邪魔します
敷地内に入り線量計を出すと、いきなり2.78μSv/hという数字が表示されました。
園庭
放置されたカバンの数々
ここでも時計は14時46分で止まっていた
線量計の数値は上がり続ける
震災直後の混乱が目に見えるようだ
倒れたままのバスケットボールのゴール
イノシシが掘りまくった地面
この地に子供達の遊ぶ姿が戻る日は来るのだろうか
その後も数値は上がり続け、最終的に線量は4.06μSv/hを記録した。
ここは6号線から少し裏に入っただけの場所。そんなところに、これだけ高線量の場所があることは、覚悟はしていましたが驚きました。双葉に何度も来ているNさんやOさんによれば、これでもまだ下がった方だと言います。
最近開通した国道114号沿いにも、数十μSv/hのホットスポットがあることが知られています。放射線は目に見えないものだし、こうして常時高線量の場所にいると感覚も麻痺してしまいますが、冷静に振り返ってみれば、とても恐ろしいことだと思います。一般人が立ち入れないような場所が普通にそこらじゅうにあるわけですから。
圧倒されたまま、双葉町の町なかへと移動し、少し歩きます。
<続く>
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