2021年2月双葉町取材の記録(写真)その1/21年2月13日の震度6の地震の影響
「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。
〜〜〜〜〜
これまで30回以上にわたり福島県浜通りを取材してきましたが、レポートを書くことが滞り、noteに掲載していない写真が多数あります。特に、2020年10月〜2023年6月までの期間は、まとまった形では発表出来ずにいました。僕のMacのHDの中で眠らせていても仕方ないので、ここに写真をどんどん掲載していきたいと思います。
ここからは2021年2月20、21日の二日間の記録。いつもの1人で駅から歩くスタイルです。この年は、2月13日に浜通りで震度6を超える大きな地震があり、ただでさえ壊れている1Fが、またぶっ壊れるのではないかとヒヤヒヤしたものです。被害を確認する意味でも、現地に足を運ぼうと思いました。
常磐線の車窓から
双葉駅到着
駅から北東へ向かって歩く
まどか保育園へ
まどか保育園は、双葉駅前では最も空間線量が高い場所。2017年11月に訪れた際は、精度の低いエアカウンターSで4.06μSv/hまで上がった。場所的には、1号機のベントの際に出た放射性プルームで汚染された可能性が高い。敷地内の空間線量は、2月13日の地震前は1.5〜4.0μSv/hほど。
以前はなかったホットスポット
園舎に近い場所で4.66μSv/hと高い数値を示したが、以前はこんなところにホットスポットはなかった。2月13日の地震で屋根に積もっていた放射性物質が降ってきたのでは…? この時、放射性物質が移動するということを疑った。のちに東大の小豆川助教などの言葉で、それは確信に変わった。
<続く>
ここから先は
¥ 300
サポートしていただけると大変ありがたいです。いただいたサポートは今後の取材活動や制作活動等に使わせていただきます。よろしくお願いします!