
2017年11月、福島。大堀小学校<終>
Mさん宅を後にし、浪江町立大堀小学校へ。
立派な校舎
遊具がなんとも言えず悲しい。
綺麗に紅葉していた。
柿がなっても食べれない。
空はどこまでも美しく そして冬を迎える
この後、高瀬川へ。
この川の上流、高瀬川渓谷方面は今も放射線量が非常に高く、住民でもよほどのことがなければ入らせてもらえないという(勿論帰還困難区域)。
産卵を終えた鮭の亡骸
ここがボーダーライン。ここから左は帰還困難区域。右は避難指示解除。おかしな話。
ここもボーダーライン。
夕焼けに映えるその美しい風景は、ただただ物哀しく、切ないばかり。
そのまま日が暮れ、帰途に就こうといわきへ向かおうとすると、イノシシの親子が。
ここは夜は野生の王国になります。このイノシシには何の罪もないのに、人間の都合で振り回され生き死にさえも左右され、かわいいウリ坊を写真に収めつつも切なさは増すばかりでした。
浪江町 また来ます。
たった一泊二日の富岡、双葉、浪江取材ですが、過去3回の浜通りの旅、そのどれよりも濃くて、たくさんのものを得ることが出来ました。あとはこの取材でインプットしたものをどうアウトプットするかだと思います。
今回はいろんな方にお世話になったので、その人たちの分の想いも背負ったのだと思います。また近いうちに、浜通りを見に行きたいと思います。そこで感じたものを、僕なりの伝え方で、決して押し付けることなく伝えていきたいと思います。
<終わり>
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