『流転 The Silent Views 〜福島&チェルノブイリ〜』中筋純写真展

画像1 さあ、福島テルサ。中筋さんとアポとってるとはいえ、やはりプロ写真家と会うのは緊張する。
画像2 来た。この写真は、チェルノブイリ周辺の避難区域内に住むお婆さん。故郷に住みたいと避難区域内に戻った人々は、「自分勝手」を意味する“サモショール”という蔑称で呼ばれる。日本では、自主避難者が自分勝手と批判される。
画像3 この日は最終日で日曜だが、思ったより人がいない。
画像4 チェルノブイリで撮影された写真。キャプションには様々なエピソードが。
画像5 上が大隈町の山から海側を俯瞰した写真、下がチェルノブイリ。
画像6 中筋さんといえば、このパノラマ写真。チェルノブイリの廃墟を真ん中に、上下に浪江町のストリートビューが並ぶ。
画像7 水平線が わたくしたちの水平線が 侵されてゆく 真っ黒になる / ふるさとは 小分けにされて 真っ黒な袋の中で 燃やされるのを待つ / どちらも三原由起子さんの短歌です。
画像8 福島の目。今回の福島展で、「原発は悪くないです」との言葉が書き込まれた。全国各地を巡回しているこの展示で、実は郡山と福島が最も来客数が少なかったという。福島は大きく分断されている。
画像9 熱心に原発関連の書籍や中筋さんの作品に見入る人。この後、搬出作業を手伝い、そのまま飯坂温泉のレトロな旅館の宴会場にて打ち上げとなった。

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