フリーランス音楽家(オーボエ)です!
noteの特集企画に乗ってみました。
「仕事について話そう」というテーマがありました。(あの人たち、音大卒業して何してるんやろ…?)と思っている方は少なくないと思います。本当にいろんな働き方、楽器の続け方がありますが、その一例だと思って読んでください!
オーケストラや吹奏楽団に客演
オーケストラや吹奏楽団の演奏会で、オーボエ奏者が足りない時にエキストラで出演します。
団員さんがご自身の都合で休まなければならない時や、その団がとても忙しい時期にあまり本番を抱えるとパフォーマンスに影響するため、その調整の為に休む演奏会もあるようです。そういう時に代わりに演奏します。
その団の団員さんや事務局から連絡をいただき、練習期間、本番日程が空いていることを確認してお返事します。プロに限らずアマチュアの団体も同じようにお声をいただき、出演します。
これはオーボエならではですが、アマチュア団体の場合好きな方が続けているのでどうしても楽器に偏りがあります。フルートは人気で7人いるけどオーボエは0人とか…。(人気というより、そもそも続けている方が少ないので)オーボエは客演の機会がほかの楽器より僅かに多いと思います!
楽器を教える
音楽教室の先生になって教えたり、学校に教えにいったりします。
学校は部活の中で感じた課題や、吹奏楽部なら夏のコンクールの曲を見たりします。
音楽教室ですが、私の場合はほとんど大人の方で、「オーボエの音色に憧れてて、吹きたいと思い習いに来ました!」と言ってくださいます。
吹きたいと持参してくれた曲や、基礎練習を教えています。
演奏員になる
これも客演と似ていますが、大学や授業によっては楽器が不足している場合があり、そこを補助します。私も母校の室内楽の授業などに参加して、木管五重奏のチームのオーボエパートを担当したこともあります。
大学主催の本番を手伝うこともあります。
企画する
リサイタルをひらいたり、仲のいい演奏家が集まってアンサンブルの演奏会を作ります。室内楽(ザックリ言うと、一定の条件を満たした2~12人くらいの編成)に限らずオーケストラや吹奏楽のメンバーを1から集めて企画することもあります。
オーボエならではの仕事
オーボエの吹き口「リード」を売っている方もいらっしゃいます。
ほとんどのプロ奏者はリードを自作しており、それを楽器店に卸したり、個人のサイトや教室でアマチュア奏者や学生さんに売っています。
とりあえずざっとこんな仕事があります!
ご感想や質問ありましたら是非コメントしてください!
写真は、初めての自主企画公演です
#仕事について話そう