愛知の「山車まつり」知ってる?からくり人形は一見の価値あり!【愛知県】
こんにちは!ニッポン観光連盟の大平 玲緒奈です。
名古屋で旅行代理店を営んでおります。
今回は「からくり」を使った「山車(だし)まつり」をレポートさせていただきます。愛知県が誇るお祭りです。
私は2023年に初めてお仕事で「山車まつり」に関わらせていただきまして、その魅力に圧倒されました。
「この素晴らしいお祭りを是非知ってもらいたい!」と思いましたので、これから頑張っていきたいと思います。
愛知の「山車まつり」とは?
愛知の「山車まつり」では、その名の通り愛知県で開催されているお祭りのことで、からくり人形を乗せた山車が町の中を練り歩きます。
しかも開催期間が長く、愛知県では春から秋にかけて毎月いろんな地域で山車祭りが開催されます。
冬以外のすべての期間でお祭りが見られる地域は珍しいですよね!
ちなみに山車と書いて「だし」。お祭りのお神輿(みこし)のようなものです。山車は人の力で引いたり押したりして動かすもので、お神輿は担ぐものだそうです。
↑こんな風に人が引いたり、押したりしているのが山車です。
この山車の上に…
乗っているのは、からくり人形!
いろんな山車がありますが、愛知では山車の一番上に乗っているのは…
からくり人形なんです!
ただの人形ではなく、しっかりと動きます。
全国的にも非常に珍しく、面白いので見ごたえがありますよ。
からくり人形とは
お祭りの山車に乗っているのは
正確には「山車からくり」と呼びます。
からくり人形は、この山車からくり以外にも
「座敷からくり」
「芝居からくり」
があります。
お座敷でお茶を運ぶ人形を見たことがありませんか?
こういう人形で、お茶を持って来てくれます。ゲストがお茶を受け取ると
ターンして帰っていくのです!不思議。
からくり人形は自動人形の一種で、まるで自分で動いているような動きができるのが「からくり人形」です。(自動人形としては「くるみ割り人形」が有名ですね)
見ていると大変面白いですよ!
少し話が変わるのですが、以前「からくりサーカス(藤田和日郎著)」という漫画がありましたね。
あれに出てくる自動人形と愛知のからくり人形は全く違うのですが、「動く人形」としては同じですので、からくりサーカスに出てくる人形が好きだった人や動く人形が好きな人には、愛知の山車からくりは一見の価値があると思います。
愛知からくり人形の歴史
歴史的にはからくりの技術は京都から愛知方面に来たと言われています。
からくり人形は神様に奉納するために山車に乗せられるようになり、愛知県やその周辺に広がりました。
京都の祇園祭は夏しか見られませんが、愛知県なら春夏秋の長期に渡って見られるのが魅力。そして愛知県内のあちらこちらで開催されているのも良い所です。
しかも秋は毎週、愛知県内のどこかで開催されます!
上記の理由でツアーを手配しやすいですので、旅行関係者の方にもお伝えしたいです☺✨
インバウンドで来られる方も、冬以外の時期に愛知県に来れば山車祭りを観ることができるので非常に見物に来やすいかと思います🤗
冬は常設展で見られます
…今回はからくり人形の説明で終わってしまいましたが💦
「からくり人形」や「山車からくり」が何なのかが分かっていただけたと思います。
次回から愛知県各地の「あいち山車まつり」の様子をご紹介させていただきますね!
今は冬なので山車まつりは開催されておりませんが、
資料館や展示館に常時山車からくりは展示されておりますので
間近で見ることができますよ☺✨
https://www.dashi-aichi.jp/museums/
常設展を見てまわる旅も面白いと思います。
「やっぱりお祭りに参加したい!生で動いている山車からくりを見たい!!」という方は、今のうちに山車まつりに参加する予定を立てませんか?
そのお手伝いをさせていただけると幸いです。
春夏秋冬、楽しい愛知の旅をご紹介させていただきます☺✨
ちなみに下記のような感じでスケジュールも出ております。2023年のものですが、概ね時期は同じでしょう。
■愛知の山車まつり
(愛知県の山車まつりポータルサイト)
さらに!!愛知県にはジブリパークもレゴランドもございます!
ひつまぶし、味噌カツ、味噌煮込みうどん、手羽先、小倉トースト等々、ご当地グルメも充実。
ぜひ愛知県に遊びに来てくださいね☺✨
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