境界知能について考える

現代はとかく知能を求めがちである。知能が人間のあらゆる能力の中で最も尊ばれている現状があるだろう。そういう中で境界知能の人たちはつらいと思う。

境界知能の一番のつらさは周囲がそのことに気づきにくいことだ。知能が低いと気づかないから、普通の知能を持つ人として接する。しかし微妙にできそうなことができないので、周囲の人は「サボっているのではないか」とイラッとし、きつく当たってしまう。そうしてメンタルなどを病んでしまうのが境界知能の最もきついところだろう。