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「なめられているかどうか」を気にする人たち

はてなでこんな記事が話題になっていた。

はてなを読んでいる人たちは、皆「なめられているかどうか」を気にしている。それについて真剣に悩んでいる。

それを見て、ハッと気づいた。そういえば、ぼくは人からなめられるかどうかを、気にしたことがないのだ。また、誰からも「なめられるな」と教わったことがない。

それで、さらに気づいた。なめられるかどうかを気にしている人たちには、一つの共通点があるということを。もっというと、一つの問題があるということ。

そこで今回は、その問題について考えてみたい。

世の中には、なめられると自分の立場が悪くなる——と考えている人間が多い。あるいは、自分の立場が悪いのは、相手になめられているからだ——と。

しかしながら、それは大きな誤りである。立場が悪い人は、なめられているからではない。では、彼らの立場が悪いのはなぜか?

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このマガジンは、村上隆さんのトークショーを見たときに、アーティストが世界のマーケットで戦うためには独自に構築した「文脈」で顧客を説得することがいかにだいじであるかというのを話されているのを聞き、始めようと思いました。ですので、アートやエンタメでビジネスをしたい人、つまりプロ向けの内容となっています。

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