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どうすれば書店は生き残れるのか?:その3

ぼくは結局「工場のような書店」をイメージしているのかもしれない。書店に限らず今、工場は魅力的だ。書店が印刷所を兼ねていて、自分の作った本が自分の目の前で刷り上がったら、こんな楽しいことはないだろう。パンも焼きたてはホカホカしていて魅力的だが、刷りたてでホカホカしている本があったら愛着もひとしおのはずだ。

3番目は「参入障壁」の構築である。参入障壁の構築はなまなかではない。これは「時間をかけて構築していく」ということを何より心掛けていく必要があるだろう。理想は「改善の積み上げ」である。トヨタ生産方式だ。塵も積もれば山となるである。これが結局強い。

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