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高齢者施設の75%が「入所者の薬剤で、5種類以上服用している人が最も多い」と回答

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年4月24日(月)第970号*****

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高齢者施設の75%が「入所者の薬剤で、5種類以上服用している人が最も多い」と回答
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 厚生労働省の研究事業調査で「施設で、5種類以上の薬剤を服用している入所者(=いわゆる「ポリファーマシー」)が最も多い」等と回答した高齢者施設が、約75%あるとの結果が公表されている=画像・厚労省HPより。緑色のラインマーカーは、弊紙による加工

 これを踏まえ厚労省は、次期介護報酬改定が医療・障がい福祉分野と同時改定になることから「高齢者施設等における薬剤管理」を議論のテーマに掲げ「高齢者の療養の場が移っても、切れ目なく適切な薬物療法を継続する」ことを目指して議論を重ねている。

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