「『要介護1・2』の訪問介護・通所介護を、地域支援事業に『段階的にでも』移行すべき」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和4年11月9日(水)第860号*****
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「『要介護1・2』の訪問介護・通所介護を、地域支援事業に『段階的にでも』移行すべき」」
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財務省の財政制度分科会は、かねてより「軽度者へのサービスの、地域支援事業への移行」を指摘してきたが、11月7日に開催された会議では該当する題目で、これまでの「軽度者」を使用せずに「要介護1・2」に統一して、あらためてその主張を繰り返した。
具体的には「第9期介護保険事業計画に向けて、要介護1・2への訪問介護・通所介護についても地域支援事業への移行を目指し、段階的にでも、地域の実情に合わせた多様な主体による効果的・効率的なサービス提供を可能にすべきである」等と述べている=画像・財務省HPより。緑色と黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。
財政制度分科会で「社会保障」を議題とした前回の会合(4月13日)で提示した資料と比べて、今回(11月7日)の資料では、その内容で「軽度者」を使用しなかった以外にも、新たに「段階的にでも」との文言を追加した。
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