4月に書店向けWeb商談会を開催 1月25日にはZoomで出展者説明会
出版社有志で結成する書店向けWeb商談会実行委員会(実行委員長・三芳寛要氏=パイ インターナショナル代表)は1月12日、4月5日~ 23日の3週間にわたって「書店向けWeb商談会2021春」を開催すると発表した。これに伴い、1月25日午後3時~午後5時に、出版社などの出展者向け説明会をオンラインで開催する。
説明会への参加申し込みは応募フォームから。説明会では商談会の概要のほか、日程調整ツールCalendlyでの商談予約の方法、Zoomでの商談方法など商談フローやシステム内容などについて説明する。
すでに出版社など27社が出展決定
出展の申し込みも応募フォームから受け付けている。申し込み締め切りは2月26日。1月13日時点で、出版社など27社の出展が決まっている。
出展決定社(1月13日現在)
インプレス、英明企画編集、絵本館、偕成社、仮説社、学研プラス、カンゼン、慶應義塾大学出版会、好学社、光和コンピューター、左右社、視覚デザイン研究所、祥伝社、東京美術、ニジノ絵本屋、西村書店、日本文芸社、パイ インターナショナル、ハナヤマ、ビーナイス、ひさかたチャイルド、ひだまり舎、フレーベル館、ポプラ社、マール社、よはく舎、ラボ教育センター
募集する出展者は前回と同様、出版社を中心に書店で商品を販売したい、サービスを提供したいと考えるメーカーなどを予定している。参加費は6,000円(税別、前年は税込5,000円)。システム構築・データ登録実費のほか、集客イベント出演料などの費用に充てる。
商談会の実施日は基本的に4月5日~23日の平日15日間を予定。全日参加する必要はなく、都合のつく日時での参加も認めている。また、土・日曜日や19時以降などの遅い時間での商談についても、出展者が自由に設定することができるという。
参加する書店の受付は3月8日~4月23日。対象とする書店は、取次口座の有無、業態を問わず、書籍を扱うすべての小売店としている。
同商談会は初回の試行実施を含めて、昨年までに2回開催。6~7月にかけて実施した初回は、出版社49社が出展し、北海道から九州までの書店員104人が参加、合計262回の商談を行った。昨年10月に開催した2回目には、出版社や玩具メーカーなど149社が出展し、北海道から沖縄まで235人の書店員が参加。商談は合計779回行われ、出展者全体の取引金額も2,000万円(上代)を超え、最も取引額の多かった社では600万円超となった。
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同商談会に関する問合せは、事務局担当の「とうこう・あい」鈴木氏(Mail: hondana@toko-ai.com、件名に【商談会】を)まで。