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できるだけ履歴は見んといて欲しい

こんにちは。
ここ数年「米かパンか」の2択の時にごはんを選ぶことが増えた にピ です。大人になって味覚が変わったのでしょうか。

DIYの専門商社、和気産業で会社の公式Twitterの画像や4コマ漫画を担当しています。「アタァ!」と声に出しながら押してみましょう。意気込みすぎによる突き指に注意です。

さて、月末しかnoteを書かない人になりかけたので急いで月の中盤に書いていこうと思います。

知ったかぶりにならないように

noteでよく触れているのですが、私はマンガのアイディアのストックを「よく聞くセリフ」から得ることがあります。
しかし、その中には「聞いたことあるけど、詳しくは知らないセリフ」が混ざっています。

むしろ、名作ドラマや名作映画を見ずに育ってきたので「なんか聞いたことある」の量が尋常じゃないと言っても過言ではありません。
「バルス」も20歳過ぎまでTwitterでバズる言葉としか認識してなかったので。
その割に「世代じゃないもの」への知識は同世代よりあるので、より一層幅広く「うっすら知ってるセリフ」が増えてくるのです。

会社の名前を背負って漫画を投稿している以上、「知りませんでしたすいませんエヘヘ」では済まされないという意識はいつも薄っすらあるので、このストックを手に取る際は念入りな検索から始まります。

そのせいで、下書きを始める時にはかなり検索履歴が偏ってきます。
シークレットタブありがとう!今日も会社で涼しい顔ができるのはキミのおかげさ!

ということで今回は検索履歴と共にお楽しみください!

カッターナイフの使い方(2021/12/20)

(記事はこちら)

「またつまらぬものを斬ってしまった」というセリフをふと思い出してメモしていました。
そして「ルパン三世」「石川五ェ門」というキャラがいて、彼が斬鉄剣を持っていることは知っていました。
ついでに言うと、斬鉄剣でコンニャクが切れないことも知っていました。

ここまで知ってたのにこの2つが結びついてなかったのです。「またつまらぬものを斬ってしまった 元ネタ」で検索して、初めて点と点が線になりました。
この日以来、私の中で石川五ェ門は「コンニャク切れない人」から「懲りずにつまらないものを斬る人」に昇格しました。

ついでにこの後、絵にするために何度か検索を繰り返しました。残してるタブだけですがこんな感じです。

つまらぬものを斬る気満々の検索ワード

途中で「石川五ェ門 こんにゃく」で検索した覚えもあります。自分の知識が合ってるのか不安になって。

いつか、「またつまらぬものを…」のセリフをどこかで使いたいと思っています。学生時代の調理実習の時とかにボソッと呟いてみてもよかったですね。

無骨なインダストリアルインテリア(2021/11/25)

(記事はこちら)
これはいつもの単語ストックから作ったわけではないのですが、検索ワードが印象的だったので。

記事中の「家庭になじむよう武骨でありながら柔らかい印象を出す」という文章から4コマを書こうとしたのですが、「無骨」って絵で表現するとどんな感じなんだろう?と考え始めたのです。

で、参考程度に「無骨な人 イラスト」で検索したら、予測に出てきたのがこちら。

当時のスクショ。時間がゾロ目ですね。

全てチャクラ????

「無骨」をなんとなく「飾りっ気がない」とか「男っぽい」みたいな概念に捉えていたので焦りました。もしかしてチャクラを解放することなのか…?と。
もしくは、字面通り本当に骨が無くなることなのだろうか、とか。

ちなみにこれを呟くと、その日の午後に上司に「チャクラに効くアロマオイル」的なものを塗っていただきました。
なんかスースーしたので「おお…!チャクラが開いている…!!」と感動したのですが、これはただのアロマオイルの感想でしたとさ。

KEEP FINE (2022/3/22)

最近で言うと、これです。

(記事はこちら)

「市販に比べて」という記事中の言葉から「タイマンしたら勝つのか」と思うようになり、4コマ目から逆流するように考えていった漫画です。

「レフェリーが勝者の手を挙げる」シーンを検索し、
何の気無しに、1コマ目から「ボクシングのレフェリー」の絵で描き進めました。

そしてふと3コマ目に差し掛かった時に
「レフェリーが床どつきながらカウントするシーン描きたい(原文ママ)と思うようになり、
「ボクシング レフェリー カウント」で検索したんですけど、思ってるシーンの画像が出てこず。

仕方がないので

「レフェリー 床どつく」(関西弁すぎる)
「レフェリー 床叩く」(標準語に訂正)
「レフェリー カウント時 床叩く」(シーン特定)
「レフェリー 床叩く カウント」(入れ替え)


などで検索。

そして出した結論は「どうやら、床どつくのはプロレスのレフェリーだ」でした。

格闘技に疎いので、ボクシングのレフェリーが縦ストライプの服じゃないのも今回知りました。

で、折角学びたてホヤホヤの「白シャツに白蝶ネクタイ」のレフェリーを描いていたのに、「床どつくシーン」のためにプロレスに路線変更したので、またストライプに描き直しました。
幻のボクシングシーンはまたどこかで。

余談ですが
生まれて初めて函館に行った時に、市電の行き先表示に「函館どつく」って書いてあったのを見ました。
生粋の関西人なので「殴られる…」と反射的に思ってしまったのを思い出しました。
正解は「どっく」、つまり「dock」で、
波止場のことです。

さて、そんなわけで

今回は検索履歴から振り返ってみました。長々とした文章ですいません。

このnoteを書くにあたって、何度も「斬鉄剣」「チャクラ」「プロレス」「ボクシング」などとスマホに打ち込んだので、検索履歴と同じくらい変換予測も恥ずかしくなってきました。
スマホは恥とプライバシーの塊ですね。

履歴の恥を凌ぎながら更新している会社Twitter。
今年度もどうぞご贔屓に。

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