師走でもないのに。
走ったなあと思う。
『南側美術散歩オンライン』開催月の11月、僕は記事を書きに書き、その確認のために作家さんのところを駆けずり回った。
おかげで、14工房16作家さんの紹介も残るは月曜公開の2人を残すのみとなった。もう最初の頃のことは夢のように遠い昔に思える。
インタビューと撮影の取材から今まであっという間だった感じもするし、すごく長かった感じもする。でも、この仕事を駆け抜けたおかげで僕は本当に多くの人と知り合えたし、深く知り合うことのできる関係を築くことができた。だから、この仕事は南畑が歓迎のためにくれた仕事なんだと思う。
移住してから三ヶ月。まだこんなにも走る自分に自己認識が追いつかなくて、くたびれている感じはするけれど、勢いは止まらない。いままで動けなかった鬱憤を晴らすように、次々に新しい仕事の予定でスケジュール帳を埋めている。
師走前でこれだけ走っているのに、師走になったらどうなってしまうのだろう。
そして、それを駆け抜けたら今度はどんな未来が待っているのだろう。
分からない。分からないけれど、どうせもう僕の手には負えない流れの中にいるのだ。勢いにまかせて、全力疾走するしかない。
自分にできることはあまりに少ない。
それなのに、これほどのことができてしまうのは、やっぱり何かに助けてもらっているからなんだろうなあ。
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