アデュー、オスカル。
先ほど、『ベルサイユのばら』の最終回、第40話を見終えた。
『さようなら、我が愛しのオスカル』と題したこの回は、主題歌にある
薔薇は薔薇は うつくしく散る
回にあたり、非常につらい出来事が描かれる。毎回興奮しながら観ていたわが家も見終えた後は絶句して、しんとなってしまった。
歴史的に決まっていることとはいえ、こんな結末なかなかない。
にもかかわらず「すごい作品だった」と拍手を贈りたくなる。
なにがそうさせたのかは分からない。けれど、そこに込められた熱量が他の作品とは一線を画するように思えた。一話足りとて「捨て回」がない。それが40話にわたって続く。制作者たちの「大人の本気」を見せつけられた感じがする。
いまもその余韻が残っていて、アントワネットやフェルゼンの歴史をウィキペディアで調べたりしている。読んだところでなにも変えられはしないのに。
そしてとうとう、原作の全5巻セットを購入してしまった。
毎日の楽しみだった『ベルばら』鑑賞もこれでおしまい。
アデュー、オスカル。
でも、すぐにまた会える。
本は七夕に届くらしい。
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