”寝かす者”、中洲へ行く。

・今日の赤ちゃんは朝６時起床。昨日は深夜０時すぎに寝たため、家族全員、遅寝早起きになった。そのためか、赤ちゃんは散歩に出て５分もしないうちに熟睡。奥さんも家で熟睡し、僕は一人「寝かす者」として早朝の街を歩く。もちろん僕だって眠かった。

・離乳食のときには途中から飽きて、珍しく全然食べなかった。椅子から立ち上がったり、スタイを食べたり。しまいには、スプーンの中の食べ物を指でほじって全部落としてしまうので、スタイがごはんを食べているような状態になった。

・昼から中洲川端の福岡アジア美術館に行き、今週末まで開催している『谷川俊太郎 絵本★百貨展』を観た。美術館に行くのは出産以来はじめて。赤ちゃん連れで大丈夫かなと心配していたけれど、入ってすぐに寝てしまったので夫婦で楽しむことができた。静かな場所で絵本を手にとって読むのはよい気分転換になったし、スタッフさんもさりげなく見所を教えてくれて親切だったし、なにより谷川俊太郎の「絵本」の幅の広さに驚いた。

谷川俊太郎　絵本★百貨展

・昼ごはんは美術館と同じ建物に入っている「ブルックリンパーラー博多」で食べた。

ブルックリンパーラー博多 | 食事や音楽が楽しめる場所

はじめて入ったのだけれど、ここが大当たり。ハンバーガーがおいしかったのはもちろんだけれど、ソファ席に通してもらって家にいるかのようにくつろげたし、店員さんも事あるごとに水を注ぎに来てくれたり、ポテトのケチャップをくれたりと親切でありがたかった。こういうレストランを見つけると、行動範囲だけでなく、世界が広がったように感じる。

・中洲から帰ってきて、奥さんも僕も非常に眠い中、赤ちゃんだけが活発に動いている。「お誘いがあるのですが…」と寝乳（添い乳）に誘うも空振り。最後の手段として、意を決してミルクを作り、飲んだ後に必死に揺すると見事眠ってくれた。「『寝かせる者 - The Sleeper』という映画をハリウッドで撮ってほしいぜ」と思った。で、いま起きた。