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ワインコーヒーと濡れた犬の匂い

ワインの味を表現するのに「濡れた子犬のような匂い」という表現を使うことがある。これは、赤ワインが熟成していることを意味し、熟成中の化学変化によって特有の蒸れたような香りが生まれるらしい。ちなみに、濡れた犬の匂いには、匂いが強めのブルーチーズがよくあうとされている。

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先日、初めて犬と雨の日に散歩に出かけた。雨はしっかりと降っていたが、レインコートを着た犬は濡れても気にせず、いつも通り楽しそうにしっぽをピンと立てて歩いていた。公園の東屋に入り、雨の音を楽しんでいるのか、いつものようにパトロールに夢中ではなく、ちょこんとおすわりをして大人しくしている。もしかすると、この雨では他の犬の匂いが消えているのかもしれない。
濡れた草むら、大きな水溜り、ぬかるんだ地面と一通り雨の公園を散策し、お互いずぶ濡れになって帰宅。玄関で濡れた犬をゴシゴシと拭きながら思い立つ。

濡れた犬の匂いを嗅ぐチャンス。
 
冒頭で触れたように、ソムリエ時折、熟成した赤ワインを「濡れた子犬のような匂い」と例える。正直なところ、それがどのような匂いなのか検討がついていなかったのだが、ここには濡れた犬がいる。子犬ではなく老犬でもない。失礼して額あたりを嗅いでみる。
すると、それは赤ワインが熟成した匂いではなく、明らかに犬の香ばしい匂い。この香ばしさが熟成の匂いなのかと、今度は赤ワインを想像しながら嗅いでみる。やはり犬の匂いだ。
犬種の違いか?子犬ではないからか?ソムリエのいう「濡れた子犬のような匂い」に新たな疑問を残しながら犬と別れた。

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なぜ、ワインの話しを出したのかというと、コーヒーの生豆をワインに漬けた「ワインコーヒー」なるものがあると聞いたからだ。
アイスコーヒーとワインを合わせたカクテル「カフェ・ビーノ」は知っていたが、この「ワインコーヒー」は生豆そのものをワインに漬けるという。カフェ・ビーノとの大きな違いは、ワインに漬けた生豆を焙煎することでアルコールが抜け、ノンアルコールのコーヒーになるらしい。

そしてもうひとつの手法は、ワインの樽を利用したもの。生豆をワイン樽に数週間入れて樽の香りの風味を生豆に加えるそうだ。もちろん、ノンアルコールなので酔うことはないそうだ。どちらもワインの芳醇な香りがたつコーヒーとのことで、一度、味わってみたいものだ。生豆をワインに漬ける手法なら自分でもできそうな気がする。
ただし、焙煎中にアルコールの強い香りが出るらしいので、お店の焙煎機を使うことは難しそう。銀杏煎りの網を買って、家のガスコンロで試してみるか。

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