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コーヒーの酸味を抑えたい

自家焙煎コーヒーのお店を営んでいるとよく聞かれることのひとつに「コーヒーの酸味が苦手だけど、何かよい方法がありますか?」というもの。
コーヒーの酸味が少ない豆や深煎りの豆をご購入頂くのが一番だけど、うっかり酸味のある豆を入手した時のために、今回はコーヒーの酸味を抑える方法をご紹介します。

1.お湯の温度は高温で


コーヒーを抽出するときのお湯は95℃前後で。
お湯の温度が高いと苦味成分が引き出しやすく、コーヒー全体の苦味成分の比率が高くなり酸味が気にならないコーヒーに仕上がります。

2.抽出時間を長くする

苦み成分は抽出にかかる時間が短いという特徴を活かして、ドリップに時間をかけて苦みの成分量を増やします。それにより、酸味の気にならないコーヒーを淹れられます。
蒸らし時間はたっぷり1分とり、抽出時間は4~5分で落とし切りましょう。

3.フレンチプレスを使う


フレンチプレスという器具を使うと「コーヒーオイル」という油脂分が抽出されます。その油脂分がコーヒー全体にコクを出して、酸味を抑えてくれます。

4.古い豆を使わない

コーヒー豆は生鮮食品です。数か月放置され、劣化した豆は古くなりツーンとした酸味が生まれます。



とはいえ、淹れ方を工夫しても完全に酸味を消すことはできません。やはり始めから酸味の少ないコーヒー豆をご購入頂くのが確実で間違いないです。

NINOVAL COFFEE(ニノーバルコーヒー)のコーヒー豆は全て酸味が弱めですが、特に有機コーヒー「NICE DAY」は酸味が少ないのでオススメです。

そして、コーヒーは熱い方が酸味の感じ方を抑えられますが、逆に香りや味わいを感じたい場合は、温度が少し落ち着いてからが飲み頃です。

これからの季節、暖かいコーヒーがより美味しく感じますね。どうぞ、NINOVAL COFFEEの自家焙煎コーヒーで素敵なコーヒーライフをお過ごしください。

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