ポンコツ日本語辞典
気になったこと、ありませんか?
(例)言う(いう)→ゆう
ゆってた、そうゆうこと、とかね。
"話しことば"と"書きことば"という単語が存在するように、シチュエーションによってことばは使い分けるもの。
ですが、もし、それらを混同して使用してしまったとしたらどうでしょうか。
たとえば先ほど例に挙げたように、話しことばを書きことばとして使用した場合。
音として聞くのは良くても、文字だと続きを読む前に(ちょっと待ってクレメンス…^q^)と、立ち止まってしまうこともしばしば。
逆も然り、書きことばをそのまま会話で使うと、相手となんだか微妙な距離ができてしまったり。
他にも、おそらく話しことばと書きことばが混同してしまったが故に生まれた、本来ならば存在しない日本語の数々…。
うわ〜〜〜〜〜〜〜〜ん、気になって夜しか眠れない
とはいえ、「あるあるポンコツ日本語辞典!」なんて都合の良いものあるわけないじゃないですか…じゃあ作ればいいじゃん…めんどくs…
と、いうわけで
今回はおもしろ半分で、よく見かけるオヨヨなポンコツ日本語どもをまとめてみました✌️^-^
今回はnoteというコンテンツの特性上、"話しことばを書きことばとして使用した場合の違和感"をテーマに紹介していきたいと思います。
拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
あるあるポンコツ日本語
一応(いちおう)
×一様(いちよう)
うろ覚え
×うる覚え
延々と
×永遠と
感慨深い
×考え深い
気付く(きづく)
×きずく
気をつける
×気おつける,気よつける
こんにちは(こんばんは)
×こんにちわ,こんばんわ
〜し辛い(しづらい)
×しずらい
すみません
×すいません
〜せざるを得ない
×〜せざる負えない,終えない
近付く(ちかづく)
×近ずく
雰囲気(ふんいき)
×ふいんき
やむをえない(やむを得ない)
×やむおえない,やむ負えない
…挙げ出したらキリが無いな。
しかし、ビジネスでのやり取りや真面目な文章であるにもかかわらず、「すいません」、「〜せざる負えない」などと書いてあるものを見ると、なんだか残念な気持ちになってしまうんですよね。
アイドル業界でも大切なお知らせ、トラブルや不祥事に対する説明や謝罪、お客様対応など、全世界へ文書を通して発信する場面は多々あります。
そこで先ほど挙げたようなポンコツ日本語を使いようもんなら、君と夏の終わり、将来終わり、人生終わり、うんちぶり、ってわけ。
気を付けようっと!
番外編①(外国語)
コミュニケーション(Communication)
×コミニュケーション
シミュレーション(Simulation)
×シュミレーション
マニフェスト(Manifesto)
×マニュフェスト
こちらもよく見かけるポンコツ日本語さん。
外国語に関しては、思い切って単語をそのまま読んでみると間違いが少なくなりそうです。
番外編②(なるほどね)
お土産(おみやげ)
おみあげ
そもそもの語源である、「よく見、調べて、人に差し上げるもの」という意味の「見上げ」と「みやげ」がいつの間にか混用されるようになり、今の形となったようです。
なるほど〜!
正直、最近まで「おみあげ」という表記は間違いだと思っていました。
いやはやお恥ずかしい…日本語って、面白い。
最後に
今回の記事は単に私個人の興味関心のままに書き連ねたものですので、"間違った世の中を正したい"などという正義感は一切(ないです)
むしろ、私自身も完璧に日本語を使いこなせているのか、と聞かれれば、きっとそうではありません。(妖怪ネットミーム多用BBA)
ただし、美しいことばを使うことができて損をする場面は無いし、むしろそのような人はきっととても魅力的に見えるもの。
この記事を機に、ことばの面白さや私自身に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
以上
p.s 記事の感想や、本記事には載っていないあるあるポンコツ日本語見つけたよ等、みなさまからのコメントお待ちしています⊂( ᴖ ̫ᴖ)⊃