激変する”金利”と”為替” 〜投資ポートフォリオの見直し〜
実効金利は、外為交換という方法で、世界は平準化します。
しかし、日本は1995年以降、28年間円金利0%を続けて極端な円安(150.4円11月8日)になった。
実効金利は、ポートフォリオの加重平均である。
例えば、ある金融機関の金利4.5%のドルが80%、0%の円が20%の時、通貨のポートフォリオの実効金利。
4.5× 0.8+0×0.2=3.6%となる。
この実効金利が世界の平準金利と考える事が出来る。
別の金融機関の金利4.5%のドルが50%、0%の円が50%の時、通貨のポートフォリオの実効金利。
4.5× 0.5+0×0.5=2.25%となる。
2021年からの世界のインフレから、米国の短期金利目標は5.50%、ユーロ・英国の長期金利は4.7%付近。
日本の短期金利は0%付近、長期金利でも0.8%でしかない。(先の日銀政策会合で1%とする気配です)
2021年までは、世界の金利は0%から0.25%だった。
当方は、金とスイスフランを投資ポートフォリオに入れることを実行してきましたが、2021年までマイナス金利だったスイスフランも政策金利は1.75%に上がっています。
11月7日時点で、スイスフラン・円は167円まで上昇。
コロナ前(2019年末)からは、55%上がった。
金もコロナ前から3年で2倍まで上がりました。
ドルの価値が金と比較すると大きく下がっています。
金利と為替のリスクは、これからも激しく変化します。
投資初心者は、投資ポートフォリオをこれからも悲観的に予測した方が良い。
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