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2500年語り継がれ、心に沁みる”仏陀の言葉”

私は、人生について語る際に、仏陀の言葉を引用したり、深く物事を考える時の参考にしたりしています。

大乗仏教や小乗仏教、どこかの宗派に属するものではありません。

2500年前に誕生した仏陀自身は、どこかに自らの教えを書き残したり、経典や戒律を創ったりしていません。

経典や戒律を作ることが、人類の”争い”の元になる。

仏陀の死後に、何千年もかけて、弟子達が書き残し伝えているのが仏教の原理です。

長く語り継がれる言葉には、物事の心理や科学的な意味を感じます。

本日は、ある仏陀の言葉を紹介します。

怒らないことによって
怒りにうち勝て。

善いことによって
悪いことに打ち勝て、

わかち合うことによって
物惜しみに打ち勝て。

真実によって
虚言の人にうち勝て。

仏陀の言葉より

人生の中で、人それぞれ、仏陀の言葉が心に沁みることがあります。

私自身の言葉で、この言葉を解釈すると次のようになる。

怒る人に出会うと、

怒らないでよかったと思います。

悪い事しか考えない人と会うと、

善いこととは何かに気づきます。

自分の利益しか考えない人に会うと、

分かち合う大切さに気付きます。

嘘を言って利益を得ようとする人に出会うと、

真実で得るものの方が遥かに大切な事を知ります。

誰にでも辛い時や苦しい時に、救われる言葉があります。

人が、心に残る言葉に出会えたと思えるのは、困難に打ち勝ちたい、立ち止まって学びたいとする”真摯な気持ち”があるからであり、成長しているからなのです。

「自分が正しい」

「自分は何でも知っている」

と考えたら、大切な珠玉の言葉にも気が付きません。

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