
臨月に入ってお尻周りのしびれがでた妊婦さんの原因と対策
いつもご覧いただきありがとうございます!
Re±bodyの大柄です^^
臨月にはいってストレッチをしていたときに、お尻部分にしびれがでてしまい痛みが引かないという相談がありました。
妊娠後期に、お尻周りにしびれや痛みなどが現れる妊婦さんは多いです。
神経、血管、内臓、関節などしびれの原因となるものは多いので、どのような原因なのかを明確にすることが大事です。
臨月でみられたおしりのしびれの原因と対策について解説します。

臨月でしびれが現れた原因
今回しびれとして現れた部分は、左のお尻周り
産後にむけて体力づくりを思いストレッチをしてからしびれがでてきたとのこと。
あぐらをかくようなポジションでしびれがでて、寝返り時や起き上がる際に痛みがでやすい状態でした。
場所や痛みの誘発状況から見ると坐骨神経のしびれ様の痛みであり、お腹が大きくなってきたことで骨盤の関節が緩み、その周りの筋肉の緊張バランスが乱れたために坐骨神経を圧迫しやすくなったことが考えられました。
梨状筋症候群という、妊婦さんに限らずデスクワークの方でもみられることが多い症状の一つです。
関節の安定性を高めること、圧迫しやすくなっている筋肉の緊張バランスを整えることが大事にポイントです。
しびれ対策のためのケア
骨盤の安定感を高めるための施術後の反応がとてもよく、その状態でご自身でも腹部の安定感を出すための呼吸や体の使い方で痛みがでずに寝返りなどができました。
これらをもとに大事なケアとしては以下のポイントがあります
・骨盤の関節を安定させるストレッチ
・骨盤底筋を使って産後も骨盤の安定させる目の骨盤底筋エクササイズ
・骨盤、股関節、腰部の連動性を高めて負担を減らすキャットエクササイズ
骨盤の関節を安定させるストレッチ
骨盤の関節には仙腸関節という、体を支える要になる関節があります。妊娠中は、お腹が大きくなることにあわせて骨盤をつなぐ靱帯がゆるみます。
そのため、仙腸関節をがっちりとつなぐ靱帯がゆるみ、仙腸関節のズレがでることで不安定感から痛みやしびれにつながることが多いです。
仙腸関節を安定させるためのストレッチは、股関節の動きを利用して調整します。
骨盤底筋を使って骨盤を安定させる目の骨盤底筋エクササイズ
骨盤底筋は骨盤の底に位置していて、骨盤内臓器を支える働きがあります。妊娠中は、子宮が大きくなることで子宮の下に位置している膀胱が圧迫されて尿意感が近くなったり、マイナートラブルとして尿もれがでたりもします。
骨盤底筋は妊娠中からケアすることで、自然分娩時の会陰裂傷を回避できたり、安産につながったり、産後の骨盤ケアに移行しやすいなどメリットが多いです。
ただし、骨盤底筋を使う感覚がわかっていない状態で方法だけやってしまうと、お腹の張りや腰周りのトラブルにつながることもあります。
取り組みやすい方法をこちらでも紹介します。
専門的に指導しているサロンで、体の状態をもとに指導してもらうことがおすすめです。
1)お尻締め
両膝をたてた仰向けの姿勢
お尻の穴を閉じるようにして、そのままお尻の穴を頭の方向に引き上げるように意識する
下腹部が引き締まる感覚もあれば、うまく実践できていると思います。
10回
2)おしっこを途中でとめる
両膝をたてた仰向けの姿勢
尿検査のときのように、途中でおしっこを止めるように意識する
1)と同様に下腹部が引き締まる感覚もあれば、うまく実践できていると思います。
10回
1,2をセットで実践することがおすすめです。
骨盤、股関節、腰部の連動性を高めるキャットエクササイズ
妊娠中の腰の痛みの原因は、股関節、骨盤、腰椎の連動した動きが制限されていることが多いです。
妊娠後期になるにつれて反り腰が強まり、腰部の動きが硬くなるために骨盤、股関節の機能的な働きが制限されるケースが多いと感じます。
この連動した動きを解決するものがキャット運動とも呼ばれる四つ這いでのエクササイズです。
四つ這い姿勢
天井をみあげるようにしながら背中を反る
おへそを覗き込むようにしながら体を丸める
反る・丸めるの動きを10回繰り返す
お悩み状況にあわせて対策方法を指導させていただいています^^
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