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ケーキ食べすぎ,なかったことにできる?

メリークリスマス!
イブの昨日、デパ地下のケーキ売り場はどこも長蛇の行列ができていました。普段はお客さんに「甘いものは控えめにしましょう。」とお話していますが、クリスマスやお誕生日など楽しいイベントのときは、ご家族や友人、恋人と美味しくいただきたいものですよね。

ケーキを食べすぎるということ

小麦粉や生クリーム、バター、砂糖など糖質や脂肪分が多い材料でつくるケーキ。ショートケーキ一切れは約300kcal以上の高カロリーになります。
炭水化物や脂質は三大栄養素で身体にとって必要な栄養素ですが、甘い食べ物は血糖値を急上昇させたり、摂りすぎは身体の中に余分なものをため込んでしまいます。

ケーキを食べなかったことにできるの?

悲しいけれどなかったことにはできません。

ケーキを食べなかったことにはできないけれど、栄養をちゃんと代謝し余分なものを排せつすればいいのです。

例えば、炭水化物(糖)の代謝にはビタミンB1が関与しています。豚肉やうなぎ、玄米、納豆などに多く含まれています。また、アリシンという玉ねぎやにんにくに含まれている硫化アリルの一種と一緒になることで効率よく仕事をします。

脂質の代謝させエネルギーに変えるには、ビタミンB2が欠かせません。ビタミンB2は豚、牛、鶏レバーやうなぎ、かれい、鯖、納豆、卵などに豊富に含まれています。特に魚の皮の部分にたくさん含まれるので皮ごと食べるといいですよ。しかし、ビタミンB2が効率よく仕事をするには、グルタチオン(アミノ酸)やセレン(ミネラル)も不足していてはためなのです。

甘いケーキを食べた当日や翌日はこれらの栄養を摂ることを意識することはだいじですが、たくさん摂ろうとすると、かえって脂肪や糖も追加でとってしまいがちですよね。
甘いケーキを食べた後は、やはり糖質、脂質の多い食材を控えめにして、マルチビタミンなどの医薬品やサプリメントなどでケアをすることも一つでしょう。
そして、身体を冷やさないよう心掛けて、軽い運動やウォーキングなどをして、余分なものをエネルギーとして代謝させましょう。

普段から腸内環境を整えて、しっかりと排便できる身体をつくっておくことも大事ですね。

甘いものを食べるときは

罪悪感なく、おいしく食べて楽しいティータイムを過ごしましょう。
心への栄養だって必要ですものね。
そして、2~3日かけて、余分なものをなかったものに近づけていきましょうね。




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