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日記 2024.2.11(日) たたかうカラダ/自分のために雑炊を/お昼時の散歩/気になるミツバチのこと/手づくりの貯金

うなされて起きたらまだ夜中の1時前だった。寝る前は足先と指先がいつまでも温まらなくて湯たんぽを移動させながら温めていた。そのうち眠ってしまったら今度はカラダが熱く発熱しているようだった。カラダの中にある細菌をやっつけようと私のカラダががんばってくれた。おかげでふらふらとはするものの夜中にトイレに立つころには随分と楽になっていた。早めに布団に入り眠る体制を整えたのでカラダのがんばりを応援できたのかもしれない。ありがとう。

もう一度眠って6時ごろに目が覚める。外が少し明るくなり始めている時間。うちは薄いローンのカーテンなので外の明るさがよくわかるのだ。そんなに寒くもなくて気持ちがいい。起きてしまおうかとも思ったけれど、今日はまだ無理をしないでおくことにする。

10時ごろに起き上がる。掛け布団を外に干す。マットレスは今日はそのままにしておいて、いつでも横になれるようにしておく。食欲はある。土鍋に切り昆布、鰹節、梅干し、生姜麹などを適当に入れて出汁がわりにする。あとで雑炊を作ろう。鉄瓶に湯を沸かして番茶と白湯を淹れる。あたたかい飲み物がのどにも胃にもしみわたる。
お腹が空いてきたので雑炊を作ることにした。たっぷりのネギにすりおろした大根をいれた雑炊にする。中途半端に残っていたオートミール、ご飯を入れて最後に味噌も少し。薄味の雑炊になった。いわしのしょうが煮、ミニトマトも2つ添えて一緒に食べる。
のどの痛みは昨日の粉末しょうが入りの白湯を飲んでからすっかり良くなっている。今回喉にははちみつよりもしょうがの方が効いた。生姜をたくさん買って干して、しょうがの粉末をもっとストックしておきたい。

少し横になろうかと思いながら携帯を開くと、フリマサイトで商品が2つ売れていたのだったと気づく。あわてて準備をして、散歩がてら歩いて発送に出かける。
日曜日のお昼時、たくさんの人が行き交う。手をつなぐ2人組、家族でお昼ご飯なのかお出かけする人たち、みんなのリラックスした雰囲気にわたしもほっとする。帰りに駅付近のスーパーを何軒か見て回る。最後に寄ったスーパーで豆乳グルトの通常バージョンを220円くらいで見つけて買ってみることにした。前回買ったのは100円くらい高いリッチテイストだったので違いを試す。まいちゃんが教えてくれた黒千石米の納豆、豆腐、カカオ72%のチョコレート、プリッツも買った。

風は冷たいけれど、空気はもうすっかり春っぽい。帰り道にカワヅザクラの木のところまで行って開花の様子をみると、大きなつぼみがぱかっと開いて中からさらにいくつかのつぼみが垂れ下がっているところがある。さくらんぼみたいでかわいい。もう1週間以内には少しずつ咲き始めるのではないかな。すごく楽しみだ。

家に帰る。さっそく豆乳グルトを食べてみる。そのままでも十分美味しい。はちみつとお塩を少しかけて混ぜて食べるともっと美味しい。今度からこちらを買うことにしよう。豆乳グルトのすっきりとしたあと味が好きだ。花粉症の季節がまもなくやってくるので続けて食べることにする。

マットレスに寝転んではちみつの本を読む。はちみつに花粉を混ぜて練り合わせにするレシピが載っていた。花粉が手に入ればこれはぜひ試してみたい。ミツバチは自分たちに必要な栄養をすべて自ら手づくりして賄っているそうだ。ミツバチのこと、はちみつのことを知るうちにどんどんとミツバチの生き方に魅力を感じてくる。

夕方まで少し眠る。干していた布団を取り入れて穀物コーヒーを飲みながら夕飯をどうするかと考える。雑炊にトマトとカレーの粉を入れて味を変えることにした。大好きなクミンも入れるとしよう。いわしのしょうが煮も残っていたのでおかずにする。
夕飯前にびわの葉を洗って乾かしていたものを細かく切っていく。35度以上のアルコールに漬けてびわの葉エキスをつくる。900mlのホワイトリカーに30枚くらいのびわの葉を細かく切って入れたらかなりパンパンになってしまった。あと10枚分くらいの葉っぱが残ってしまったので追加でホワイトリカーを買ってきてもう少し作ってみよう。保存瓶がないので買い足さなくては。
びわの葉エキスができたら化粧水にしてみたり、小さなスプレーボトルに入れて持ち歩けるようにしたい。4ヶ月くらいで使えるようになるようだが、1年くらい置いてみてもいいかもしれない。液体が茶色くなったら葉は取り出してしまっていいようだ。取り出した葉っぱはお風呂に浸けたりして再利用。最後まで使いきることができる。エキスは古ければ古いほどいいそうで、たくさん浸けておけば重宝しそう。出来上がりを待つ楽しみができた。

夕飯を食べて少しだらだらしてからお風呂に入る。手作りの化粧品を少しずつつくり始めてからどれくらい経っただろうか。最初は確かミツロウとシアバターを買ってきてヘアワックスを作るところから始めた。それを化粧水の後のクリーム代わりに使ってもすごく調子がよくて、太白のごま油をオイルとして全身に使うようになってからは食べ物から化粧品を作るということが一気に楽しくなってきた。太白ごま油は使い始めてすぐに小鼻の毛穴が目立たなくなり驚いた。長年の悩みだったのにあっという間に改善されてこれは一体どういうことなのだろうとどんどんと興味が湧いてきたのだった。
今では酒かすや米ぬかも使ってパックにしてみたり、化粧水も作るようになってきた。酒かすと米ぬかとハチミツの化粧水は甘い香りがよくて調子もいいのでなくなったらまた作りたい。シミが少し目立たなくなっていると感じているのが嬉しい。ホルモンバランスにもよるのかもしれないけれど、日焼け止めをぱぱっと塗っただけでもかなり目立たなくなる。顔も明るく見えるようになってきた気がしている。以前はこのシミを全て除去したらいったいいくらくらいになるのだろうと思っていたのに、お風呂上がりに鏡をみると小さなシミを含めて18ヶ所くらいかなと数えられるようになってきた。
食べ物の力を借りて、カラダの外側と内側から明るく元気になってきたと実感している。なにより自分で作って試して、納得するということはなんと心強いことだろうと思う。経験することで少しずつ自信がついてくる。
手づくりの貯金を増やしていけば、どこにいても生きていける、そんな気がしてくる。

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