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日記 2024.1.30(火) 気持ちのいいことはつづいていく/よく噛んで食べる/図書館で過ごす/サスティナブルな暮らしをナッジする

いい天気。気持ちがいいことがしたいと意識すると、自然に布団を干そうという気になってくる。マットレスは立てかけて、シーツや布団、ブランケットも全部外へ干した。もう気持ちがいい。

今日は洗濯はしない。朝ごはんに最後の豆餅を2枚焼く。1月の終わりとともにお餅の朝ごはんも終わりだな。今度はしばらく干し芋の朝ごはんになりそうだ。
最後の豆餅に豆腐バターをつけてじっくり味わいながらよく噛む。噛むことに集中するちょっとした時間が心地よいと感じるようになった。やみつきになればひたすら続けるだけ。
なんでも続けることが苦手だったわたしも、楽しさや心地よさを感じられるものは自然とつづいていくのだと理解すればすんなり続いていく。続かないのではなくて、やりたくないことをしたくなかっただけなのかもしれない。

外の物干し竿に布団をぜんぶ干すと周りから家の中がみえなくなる。陽射しは思いっきり部屋に取り込むことができるので最高だ。やっぱり晴れるといい気分になる。

お昼ご飯はたっぷり食べることにしてみている。小松菜とにんじんの千切りをオリーブオイルで炒めて水を注ぐ。パスタはもう別で茹でるなんて考えられなくなってきた。ぐつぐつしてきたらパスタを入れて9分タイマーをセット。野菜ジュースを片手に飲みながら時々パスタがくっつかないようにかき混ぜる。余裕でお昼ご飯作りが出来るようになっている自分に笑ってしまう。

午後からは図書館へ。外へ出たら陽射しもやわらかく、あたたかくてびっくりした。いい天気で晴れても空気は冷たかったはずじゃなかったっけ。歩いていると少し汗ばむくらい。30分かけて気持ちのいい図書館まで歩いた。

前回見つけたこの図書館、新しいのだろうとってもきれいだ。今日はゆっくりと本を探して座って読んでみよう。ぐるりと席を探すもののすべて埋まっている。まあいいかと読みたい本のコーナーをじーっとみて歩いた。5冊くらい本を選んでいるうちに席が空いているところを発見。ふぅと腰かけてぱらぱらとページを巡り始めた。窓側に向いて並ぶお勉強スペース席。仕切りがしっかりとあるので隣はほとんど気にならず集中できる。けれども公共施設の密閉された空気が途中からくるしく感じるようになってきた。椅子に座っていることもだんだん辛くなってくる。カフェでもなんでも、机と椅子にずっと座っているということがわたしはもうできないかもしれない。

2冊はじっくり読みたい本だったので借りることにした。ごっそり読んでみたいコーナーもあるので、少しずつ読破してみたい。そして気に入った本は買って手元に置こう。

お勉強スペースに座っている間にまいちゃんからメッセージ。今日は息子の春ちゃんの参観日だったそうだ。集団行動が出来るようになっていた春ちゃんの姿に嬉しくなったとまいちゃん。どんどんと大きくなっていくんだなと思う。最近はトイレについてくることを嫌がったり、頑張ったことをすごいねってほめるのを嫌がったりするらしい。なんだか春ちゃんの気持ちがちょっと分かる。わたしも小さい頃はみんなとおんなじがちょっと苦手で反対のことがしたかった。まいちゃんはなんでそんなこと言うのかよく分からないのだそうだ。信頼してみるのもいいかもねとわたしの経験から伝えてみた。

帰り道にお気に入りの自然食品の店へ。今日はもう一冊欲しかった本と、ラディッシュ、煮干しいりこを買った。帰り道お腹が空いてしまっておやつに持って行っていた干し芋を食べながら歩いた。干し芋はよく噛んで食べるとねっとり甘みが増して美味しい。

キャンディ包みして持って行った干し芋。

近ごろ気になるゼロウェイストな暮らし、サスティナブルな暮らし。YouTubeやニュース、本を読んだりしていると真面目すぎて楽しくないと感じることもある。地球の危機的状況を考えれば当然のことなのかもしれない。けれどもずぼらで不真面目なわたしには、厳しく言われれば言われるほどゴミを減らさなきゃ、地球を守らなきゃということが遠くのことに思えてくる。気持ちがいいことに思えなくなってくる。それがすごくさみしい。
ずぼらな自分にはサスティナブルな暮らしやゼロウェイスト、ミニマムな暮らしはほんとうに合っていると思うし、むしろずぼらだから合うのかもしれないとも思っている。このもやもやしたものについて、もう少し考えてみたいと思って今本を読んでいるのかもしれない。

夕飯は昨日のお味噌汁ともやしナムルの残りと、ご飯となます。なますには干し柿をたっぷり入れた。いつもの要領で甘さを入れてしまったので甘いなますになった。ご飯にはキムチと納豆を入れて食べた。サーティビオスクで買った量り売りの納豆はすごく調子がいい。毎日食べる納豆、ネバネバのフィルムやからし、タレの袋、容器を洗ってからゴミ箱に捨てなくていいのはメリットが大きくストレスがほとんどない。瓶からぽろぽろと納豆をかき出す仕草も、冷蔵庫で瓶から見える納豆の姿もかわいくて楽しくなる。

そうそう、楽しいからまたそれを買いたいと思う、そういうことから始まって自然と続いていくんだよな。冷蔵庫の、納豆の瓶を眺めながらそんなことを思った。

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