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「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」~気持ちが楽になる言葉(その3)

タイトルのこの言葉はアントニオ猪木さんが試合前のインタビューでアナウンサーの質問に対して返した言葉です。

1990年2月10日。坂口征二選手と組んでのタッグマッチで、相手は橋本真也&蝶野正洋選手という大一番でした。
アナウンサーは試合の重要性を強調する意味で「もし負けたら大変なことになりますが」(多少意訳)と質問すると、猪木さんは冒頭の言葉
「(試合に)出る前に負けること考えるバカいるかよ!」
を発し、そのアナウンサーにビンタを食らわせるのでした。
このビンタが後の闘魂注入ビンタの始まりと言われています。(余談)

いかにも猪木さんらしい、ポジティブでアグレッシブな言葉ですね。
考え方としては至って普通で、勝負事に臨む以上、みんな勝つために努力し、勝つことを考えて戦うのは当然です。
でも、人は
「もしかしたら負けるかもしれない」「負けたらどうしよう」「だめだ。負けちゃうよ~」
とどんどん弱気な発想に陥りがちです。

「心配事の9割(96%等諸説あり)は起こらない」と言われておりますが、
私たちは普段の生活でもいろいろな心配をしてしまいます。
そんなとき、猪木さんの言葉を思い出しましょう。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」
できれば、だれかにビンタしてもらって闘魂注入してもらうとよりいいのですが。
ちょっと元気になれたのではないでしょうか。

もちろん、うまくいかなかった場合の対応を事前に考えることも大事なんですけどね。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

またよろしくお願いいたします。

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