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偶然のナイフ・エッジ・カレス

50代になっても今だに聞かないとやってられない
フリッパーズの「偶然のナイフ・エッジ・カレス」

渋谷系とは言われていたものの、
この曲のサウンドはキャッチーなものでもなくって
シンプルで凄くストレートに感じる

ギターポップと言えるかもしれないけど、
サウンドもキラキラしてるけどシンプルで
ドラム・ベース・バッキングギターとボーカル・コーラスだけという感じ
ギターとボーカル・コーラスだけでも同じような感じに聞こえるんじゃないかな
知らんけど

歌詞が突き刺さる
ナイフエッジカレスって意味わかんないけど
ナイフのように突き刺さってくるのは確か

とにかく苛ついたり、気持ちをどこに持って行けばいいかわからない時に聞く

どうしてもこの曲じゃないと駄目な時がある


>僕達は
>飛び跳ねる
>空を仰ぐ
>手を突き上げてる
>この気持ち
>これ以上
>何が言える?
>どう言えるだろう?


どうすることも出来ない
嘆きを重ねながら
年をとった

でもまだ生きないといけない
重ねた嘆きは
そのまま重い荷物となり

「いっそ引き連れて」なんて
区切りや立て替えたりすることもできず
ただの重荷とだけ感じながら
それでも足を引きずるように前に進むしかないのかな

後ろに戻れないことがつらい

震えているのは寒さのせいじゃないのさ
今まさに

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