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53歳の丸山忠久九段が優勝!

  将棋界に4棋戦ある、公式の早指しトーナメント戦の一つ、銀河戦準決勝の放映があり、藤井聡太君が圧勝した。中盤で優位を築くと、そのまま差を広げて危なくなく勝ち切った。ところが、この次の決勝で、丸山忠久九段に敗れた。(らしい)
 
 先日丸山九段がプロ入り通算の勝ち数が1000勝になったとして、将棋連盟から特別将棋栄誉賞として表彰されたのだが、彼の至近の公式戦のうち、銀河戦で2勝していないと1000勝に達しないから、準決勝で勝ち、決勝でも藤井君に勝ったことになる。実際の対局は10月だったが、未放映なので結果は知らされていないことになっているが、(衆知の)ネタバレだ。
 
 丸山九段は1970年生まれの53歳、早稲田大学在学中に19歳で4段に昇段、初の大学生プロになった。2000年に30歳で名人を奪取、今思えば遅咲きだったかもしれない。長く一線で活躍し、今回久々の一般棋戦優勝は立派の一言だ。現在、50を過ぎてタイトル戦や、や棋戦優勝にからむ棋士は、52歳の羽生善治九段とのお二人、共に中年の(?)星だ。
 
 来年1月には王将戦7番勝負が始まり、藤井君が菅井達也八段の挑戦を受ける。藤井君が7番勝負で勝つ確率は95%、大丈夫とは思うが、一抹の不安がある・・・・から面白い。因みに藤井君は21歳、菅井達也八段は31歳。

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