内視鏡検査は異常なし!
昨日は千葉柏の癌研東病院で定期検査を受けた。
2年前に食道癌ステージⅡ~Ⅲが発覚し東病院で先進の陽子線治療を受けた。1年程は何もなかったが、昨年2度再発した。幸いまだ浅かったのでPDTという内視鏡でレーザーを使った措置で対応できて、一段落、今年に入り、今のところ何事もなく過ごしている。
仮に再発や転移があれば、一刻も早く見つけたいので、2カ月毎に検査を受けている。何事によらず、機先を制するのが大事なのだ。昨年のPDT治療から10カ月ほど経っており、昨年の再発を鑑みると、そろそろ再発してもおかしくないと懸念してはいたが、今回、再発はなかったようだ。
朝食を食べずに7時前に家を出て8時すぎに病院に到着、再診受付、採血受付を経て、採血を終えるとまだ9時前だ。
次は9時半に上半身のCT検査を受ける。ベッドに仰向けに寝かされて両手を上にあげる。造影剤を注射されて体が内側から熱くなる。ベッドが前後に動いてトンネルをくぐり一往復して検査終了。これで身体の上半身、喉から腰までの癌の転移の有無を調べる。万一転移が有れば、面倒だが、どうせなら早く見つけた方が対処しやすいであろうとは思う。結果は29日に聞く予定だ。
CTのあとは10時半から内視鏡検査、俗にいう胃カメラだ。鎮静剤を注射され、ベッド上で横向きに寝てマウスピースを咥える。医師が、口に内視鏡を入れて、暫く喉を観察した後、内視鏡を喉から奥に挿入される。毎回これが一番苦しい。それでも今回はまあまあ、医師の腕がいいのかもしれない。胃と食道を順番に見て行く、特に食道の癌治療部に時間をかけて丁寧に観察したが、何事もなかったようで、そのまま終了。治療跡は何事もなく正常だったので、検体の採取はしなかった。大丈夫です、とのことで、ホッとして一件落着だ。
検査後、ベッドで横になったまま休息室に移動、30分程休んだあと、監視人殿の付き添いで待合室まで歩くが、鎮静剤の影響か、いつにもまして足がふらつく。仕方がない、外見を気にせず久々に二人で手を繋ぐ。前に手を繋いだのはいつだったかなと、余計な事考える。
監視人殿に、再発はなかったようだと言うと、ホッとしたようで、お祝いに何を食べようかというが、残念ながら内視鏡検査直後の身、食事は1時間あまり禁止だし、まだ胃がむかつく。おとなしく人形町まで戻り、ちよだ寿司でにぎりを2人前買って、帰宅した。なお、何時もながら、ちよだ寿司のにぎりはなかなか美味しい、ささやかなお祝いだ。
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