なんでバイトって飲食店ばっかなのだろう
学生時代バイトをした人が多いと思うが、私の個人的な印象として学生のバイトと言えば、飲食店でのバイトがほとんどであると思う。もちろん私個人の印象であり、私の周りではたまたま飲食店でバイトをしている人が多かっただけかもしれないので、読んでいる人のイメージと異なることがあるかもしれない。
それにしても飲食店でバイトをする人は今でも多いと思う。常々思うが、なぜ飲食店でバイトをする人が多いのだろう。常に人手不足なのか?飲食店自体が多いのか?経験のない学生であってもできる仕事なのか?いろいろ考えてみたが、あくまでこれはどれも求人側(企業側)の目線である。
学生側はどうだろう。「〇〇でバイト始めた」と飲食店でバイトを始めた人は多い。しかし、私の周囲で飲食店でバイトをして飲食店に就職した人は見たことがない。就活中も「将来サービス業に就きたい」「飲食店で働きたい」と言っていた人はあまり多くない(改めて言いますがあくまで私の周囲の話です)。
「なぜ飲食店で働こうと思ったのか?」と問うと、大体は「家から近い」「学校から近い」「時給がいい」「楽そう」「友達が働いている」などの理由である(再三ですが私の周りの話です)。
企業側の目線から見ると「店舗が多いから求人も多くなる」「未経験者でも調理がシステム化されているからすぐに慣れる」などの理由で学生歓迎というスタンスをとっていると思う。そして学生側の目線としては「家(学校)から近い」「時給がいい」「友達が働いている」「まかないがある」など実際のバイトの業務内容はあまり関係がない。
さて、ここまでつらつら語ってきたが、企業側も学生側もスタンスとしてはほぼ同じなのではないのかと思う。
端的に悪く言うと飲食店のバイトなんて「誰でもいい」「なんでもいい」というのが企業側と学生側の共通認識ではないだろうか。
企業側は「バイトだからどうせ数年したらやめる」「もしかしたら数か月でやめる」
学生側も「バイトだしつらかったらやめよう」「気の合わない人がいればやめればいい」
これが本音ではないだろうか。だからとりあえず身近に出ている飲食店のバイトに申し込む。なぜ飲食店なのかと言えば求人も多く出ているし、誰が働いても味は結局同じなのだから誰でもいいのである。
別に飲食店でバイトをしている人をdisっているわけではない。プライドを持って働いている人もいるし、その方たちのおかげで私たちはおいしいご飯を食べることができているのだから。かつて私も学生時代は4年間同じ某イタリアンレストランのキッチンでお客様においしい料理を提供していた側である。
長くなってしまったが、私が言いたかったことは『学生のバイト選びなんて理由なんてない』ということである。あくまで私個人の意見なので参考にはならないと思うが一応述べておく。
某イタリアンレストランバイトの話はそのうちしようと思う。
以上
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