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文学フリマ京都7を終えて
こんにちは。
しがない物書きの九曜と申します。
今回は木っ端文章書きのワタクシめが、文学フリマ京都7に出店した備忘を綴ってみたいと思います。
御用とお急ぎでない方はぜひご覧になってください。
持ち物、要ったものと要らないものとあれば良かったもの
さてさて、「そうだ、文学フリマ、出よう⑥」で色々と持ち物を準備していく様子を綴りましたが、そのものたちの必要度はどうだったかを検討していきましょう。
・ポスター・ポスタースタンド 必要度:必須
大判のブース番号とあらすじとイメージ画像を印刷したポスターです。
これは必須と言ってもいいでしょう。
現地では確か角地に「あ(列名)ー○○~○○(ブース番号)」が書かれている紙が貼られているだけなので、お客さんは小さな案内図を見ながら端から目当てのブースを数えてくる……なんてことも多々です。
「私はここですよ~」というのを知らせるためにも、また作品を紹介するためにも、ポスターは必要!
それに、webカタログがなかなか見づらい。
売り子として参加してくれた知人も、「情報量が多すぎて……」とぼやいておりました。
webカタログをチェックしない人にも自作を伝える効果があるのです!
ただ、筆者はポスターを筒状にして持っていったので、裾が丸まってしまいました。
できれば、裾を止められる形状のポスタースタンドが良かったですね。
筆者はT字型のスタンドのため、裾を止められませんでした。
できたら、裾対策をしておくと良いと思います。
ポスターを逆向きに丸めるだけでも効果はあるかと。
理想的なのは「工」字型のポスタースタンドですかね。
・敷き布 必要度:必須
別にむき出しのデスクに本を置いても構わないのですが、それだと本も可哀想ですし、あった方が自分の「色」が出せます!
筆者は「オリエンタル」がテーマのひとつだったので、敷き布もそんな感じのものを選びましたが、欠点は正方形だったこと。
長方形の布だと、前に垂らして足元を隠せる利点がありますし、離席時にはえいやっと布をブースにかぶせて商品を守れます。
・お品書き 必要度:人によりけり
一応あらすじを手に取って見ていただけるように、A4のカードケースにポスターと似た画像を入れたのを用意したのですが、自分の場合、これは要りませんでした。
なぜなら、人が溜まらなかったから!
人だかりができるブースでなら、「どうぞ~」と手渡して見ていただけたのでしょうが、筆者のような泡沫サークルには無用でした……
・書見台(・ブックカバー) 必要度:あった方がいい
こんなのをご紹介したと思いますが、見本誌を立てかけておいて、立ち読みだけでも歓迎!な感じを出しました。
気を遣う方は透明なブックカバーも用意するとなお良し。
・値札 必要度:あってもいい
お値段をまとめてポスターやお品書きに書く方法も意外に効果的でした。
でも、念のため値札はあると親切かと。
こんなのもある便利な時代ですしね!
・筆記用具 必要度:必須
サインを求められるのは有名どころさんだけでしょうが、離席時に置くメモ、搬出時に書く荷札、筆記用具は要ります!
でも、ボールペンがあれば大丈夫ですかね。
あなたがサインを求められる大物なら、ネームペンも用意しましょう!
・メモ帳(・スケッチブック(筆者はホワイトボード)) 必要度:必須
販売員があなただけなら、これは確実に要ります!
「離席中 ○○時に戻ります」
など、メッセージを残せます。
ただ、筆者のところは売り子さんがついてくださったので、特に出番はありませんでした。
ホワイトボードは考えた方がいいです。かさばるし、後の使い道も限られてくるし。
・カッター・ガムテープ・軍手・ゴミ袋 必要度:必須~高
梱包用品は必要です!
あと、文学フリマ京都ではゴミは持ち帰りなので、ゴミ袋も必須!
軍手は……後片付けの時にあってもいいかも。
必須ではないです。
・はさみ・のり 必要度:実はそんなに高くない
筆者は自席で値札をチョキチョキしていたので、はさみは要りましたが、のりは要らなかったです。
はさみもガムテープを切るくらいしか出番はないです。
あと、事前に見本誌用ラベルを切っておいておけばほとんど出番なし。
手でちぎれる布テープなら、はさみも出番はないかも……
・マスキングテープ 必要度:結構重要
オタク手帳……もとい、ハゴロモさんの手帳の持ち物リストに書いてあったので、半信半疑で持っていったのですが、要りました!
見本誌用ラベルを貼り付けるのに必要だったんです!
マステなら本も傷みませんし、見本誌を回収する方なら、のりとか使っちゃダメ(とまでは言いませんが)。
・釣り銭 必要度:必須(でも要注意)
これは確実に要るでしょ!と思って、何を思ったか筆者はアホほど硬貨を持ち込みました。
結果、荷物が異様に重くなる羽目に……
基本的に買う方も売る方も、お金を崩してくるのが暗黙のマナーですので、ほどほどに持ち込めばいいかと。
扱っている本の価格や、持ち込んだ本の量にもよりますが、せいぜい100円玉なら20~30枚ってところでしょうか。
くどいようですが、筆者は泡沫サークルなため、かなり少ない量でも良かったです……
・コインケース 必要度:必須
筆者はアホほど硬貨を持ち込みましたが、普通の方ならこちらのコインケースが1~2個あれば大丈夫かと思います。
・電卓 必要度:低
原則的にそんな複雑な計算はしません……
もしもややこしかったらメモとボールペンで筆算しましょう!
・コイントレー・アルコールスプレー 必要度:人によりけり
感染症対策でしたが、すっかりその存在を忘れておりました。
・身分証 必要度:必須
もしも具合が悪くなったりした時のために。
スマホのロック画面を連絡先にする手もありますが、一応念のため。
・文学フリマ事務局から送られてきた書類一式 必要度:必須
これは言うまでもないですね。
で、結局本は売れたのかって?
うーん、現実は厳しいとだけ申しておきましょうか。
とりあえず、備忘としての駄文はここでおしまい。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
さて、明日にでもBOOTHの準備をしますかね……