私が退職&ワーキングホリデーを考えたワケ(1)
どうも、ゆうきです。
今回は、私がnoteを始めるきっかけでもある退職&ワーキングホリデーについて書いていきたいと思います。
正直今更かよ!!という感じもしますが、その点はどうかご容赦ください🙏
かなり長いお話になるので、今回は私が入社直後から入社半年にかけて感じた違和感やそのときの心情、ワーキングホリデーというものを知るまでをまとめたいと思います。
入社直後の違和感とショック
私は某学習塾・予備校の教師として新卒で入社し、現場にて校舎運営や生徒指導に携わることになりました。高校生対象に、進路相談などのカウンセリングを行っています。
教育業界に入った理由は、大学で教職課程を履修した事で、教育について勉強してきたことや、自分の今までの人生で得た学びを今後の社会を担う子ども達に教育という形で還元し社会貢献したいと、就活中に思い至ったことです。そして、最終的に今の会社に入社を決めました。
入社後、人によって担当校舎や担当部門は様々でしたが、私の場合はA校舎とB校舎の2校舎の2校舎を担当することに。
校舎ごとに生徒の顔と名前、運営ルールなどを覚える事は大変でしたが、やりがいも沢山あり、とても働きがいはありました。(今でもやりがいや働きがいを感じる部分はありますけどね)
ただ、校舎配属になってすぐ、A校舎の方で違和感を覚える事がありました。
ある時、先輩社員の方とお互いの趣味を話していた時のことです。
その先輩社員はゲームやアニメなどにかなり精通している方で、ポケモンもかなりやり込んでいる方でした。
私とその先輩社員の方が趣味の話で盛り上がっていると、私たちの直属の上司(=その校舎の教室長)が会話に入ってきました。
私はそのときの言葉が今でも忘れられません。
具体的になんと言ったのかは、ここでは伏せますが、
社会人にもなってまだポケモンとかやっているのか
ゲームとか漫画とかアニメとか、何がそんなにいいのかよく分からないんだよね
というか、そもそもその先輩社員と共通の趣味とか大丈夫なの?
ここまで直接的な表現ではないですが、まあこんなような事を言われたのです。
自分自身の事については、多少なにか言われても我慢できると思ってたのですが、ポケモン、ひいてはゲームやアニメ、漫画といったサブカルチャー全体に対して少し小馬鹿にするようなこの発言にかなりショックを受けましたし、先輩社員の方をイジるような発言にも違和感を感じました。
このときは、言われたことがショックすぎて全然思い至らなかったのすが、今振り返るとコレっていわゆるモラハラに当たりますよね・・・(多分)
この出来事を受け、私はこの上司に対して強烈な苦手意識と不信感を抱くようになりました。
たったこれだけのことで・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私にとっては、たったこれだけと済ませられるほど軽い出来事ではありませんでした。
入社約半年、キャパオーバー気味になる
それでも、なんとかその上司と日々業務をこなしていきました。
しかし、日に日に任せられる業務が増えると、とてもじゃないですが就業時間内に業務を終わらせることが不可能になり、徐々に残業ないしは次の日へ業務を持ち越すことが増えました。(入社して約2ヶ月ほどからこんな感じで、ぶっちゃけ今もそんな感じです)
ただ、あまり遅くまで残業をしていると上司に「早く帰るように」とお達しが来ますし、早く出勤して業務をしていても「なぜ勤務時間前に業務をするのか」と言われます。休憩時間中に業務をしてても「休憩時間は休憩する時間なのだから業務はしないように」と言われる始末。(というか人手不足すぎて、日によっては休憩時間なんて1秒も取れない事もザラにあります。)
ちょっとコレはまずいかもしれないと思い、「勤務時間内に業務が終わらなくて・・・」と上司に相談すると、「それは君の仕事の仕方が悪いからだ」と私の業務で至らない点を指摘し(実際私の仕事の仕方に至らない点はたくさんありました)、改善案もいくつか提案してくれたのですが、それでも改善せず…(多少マシになりましたが)
また、その上司は「分からないことがあったらすぐ相談してね」という割に、分からないことがあって相談すると「なぜこんなことも分からないのか」「君がわからないと思う事が自分にはわからない」という感情が表情に出るタイプの方だったので、日に日に相談しにくくなっていきました。
これがA校舎だけでなくB校舎でも全く同じような事が起きていたので、このころの私は常にキャパオーバー気味で、家に帰っても「アレがまだ終わっていない。明日までにやらないといけないのに・・・というかあのことで気になることあるけど絶対なんか言われるよな・・・いやだな・・・」とずっと仕事のことが頭から離れず、食欲があまり湧かなくなりました。また、以前は興味関心のあったことに対しても、興味関心が薄くなることがありました(全くなくなるという程ではなかったのですが、明らかに今までの私と比べると何事に対しても興味関心が薄くなっていました)
そこへ体調不良も重なって1週間ほど休むことになり、私自身の業務はさらに停滞・抱え込むことになりました。
ここへ来て多少両校舎で業務量を調整して貰うことができたのですが、人手不足もあり、結果すぐに業務量は休む前とほぼ同じ状態になりました。
また、実はこの頃、新卒社員は全員とある役職に関わる試験・研修を受けることになっており、その研修のための勉強や小テストもほとんど毎週何かしら実施していました。
体調管理がなっていなかった自分にも問題はあるのですが、日に日に点数が悪くなる小テストや試験に対し「ちゃんと勉強しているのか?」「君たちの為に先輩社員が時間を割いているんだぞ」「この研修は君たちのキャリアアップや自己成長の為にあるのだからもっと有意義なものにしなさい」などと言われるたびに、プレッシャーを感じて萎縮する毎日を送っていました。
会社自体への不信感・違和感
日々の業務量に対して思うことはたくさんありましたが、この頃から、会社自体にも不信感・違和感を抱くようになりました。
研修や会議で説明される新しいシステムや現行のシステムに対し、どこか引っかかる部分があり、自分の中で納得できない
そもそも休憩時間が取れない事に対して人事や本社はきちんと現場のことを把握しているのか(というか休憩時間のシステムについて問題があるのではないか)
毎回会議で社訓を大声で暗唱する必要はあるのか
などなど、挙げるときりがないくらい、会社自体や社風に不信感・違和感を感じるようになりました。
入社前や入社数ヶ月は、これでも「この会社で成果を出して頑張るぞ!」とやる気に満ちあふれていたんですけどね・・・😂
こんな状態で勤務しても、パフォーマンスや業務に対するモチベーションが上がらない事は明白です。
上司や先輩にヘルプを出したり相談しても、「新卒から2校舎勤務はすごい事だから頑張れ!」「とりあえずこれはこっちでやっておくけど後々落ち着いてきたらゆうきくんがやるように」「優先順位つけて周囲を見れば自ずとやるべき事は見えてくるよ」「自己研鑽だ!!」という答えが返ってくるばかり・・・
私としては気持ちや精神論でなんとかならないから具体的な解決策を求めているのに・・・という気持ちでいっぱいでした(私の聞き方も悪かったのかもしれませんが)
そんなこんなでいろいろな思いが積もった結果、ついに私は母親の前で泣き出してしまいます・・・
母親からの一言
母親からすれば、期待に胸を膨らませて入社した我が娘が、入社約半年でこんな状態になっていたのですから、いろいろ思うことはあったと思います。
それでも私が今思っていること、感じている事を全て受け入れてくれて、最終的には「辛かったらすぐにやめてもいいんだよ」と声をかけてくれました。(内心、「せめて3年は頑張れよ、てか教育業界は大変だよって聞いてたよね?」と思ってたそうですが😅)
そして、
「退職や転職、休職するにしろなんにしろ、あんた、いつかイギリス行ってハリポタのロケ地巡りやゆかりの地巡りをするのが夢なんでしょ。その夢のために仕事=資金調達と思って、もうちょっと頑張ってみたら?」
と私に話してくれました。
それを聞いたとき、私はハッとしたのです。
その当時の私は仕事が第一でプライベートは二の次三の次。仕事ができなければ人として終わり。それくらいの心境でいました。しかし、よくよく考えれば自分の人生全てを会社に捧げる必要は全くないし、むしろプライベートの全てを捧げてまで私は何をしているんだろうと思ったのです。
実際、イギリスに行ってロケ地巡りやゆかりの地巡りをしてみたいというのは、小学生の頃からずっと夢見ていた事です。
ただ、それを実行するにはかなりの資金と時間がいります。(2,3日とか短期間ではとてもまわりきれないと思うので)
それに実際イギリスに行くのなら、しっかり英語を勉強して、ある程度の日常会話には困らないくらいの英語力がないと、渡航してもちゃんと楽しめないよなとも考えました。
そんなときに、母親から更なる一言を貰ったのです。
「いっそのこと留学とかワーキングホリデーでイギリスに行ってくれば?」
最後に
今回はここまでとなります。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
私がワーキングホリデーを知ったのは、この母の一言がきっかけだった思います。
それまではなんとなく聞いたことあるような…ないような…という感じでした。
次回以降は、ここから退職&ワーキングホリデーを決意したまでを書きたいと思います。
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