2024 全日本トライアスロン皆生大会 レポ【スイム編】
皆生トライアスロンのスイム競技についてのレポートです。
【スイム概要】
・皆生温泉海岸からスタートし、テトラポットの外側を回り、1.5㎞先の折り返し点で1度砂浜に上がり、スタート地点に戻る3㎞コース。
・コースロープやブイでコースマーキングあり。
・監視船、ライフセーバー、カヌー等の救助体制あり。
・制限時間2時間
【主なルール】
・朝5時に競技可否が決まり、中止の場合は1stラン5.5㎞に変更。
・砂浜からのスタンディング一斉スタート。
・ウェットスーツは水温22度以下の場合着用義務。
・大会支給のスイムキャップを着用義務。
・監視船、カヌー、コースロープ等を使用し休憩してOK。
【レポ】
大会当日は雨だったため直射日光はなく、海水も濁っていました。
水温は25℃だったためウェットスーツの着用義務はなし。
スタート前に入水チェックがあって、スタート地点の浜で待っていないといけません。試しに泳ぐことも可能です。
晴れていればスタートまでの20分位密集したまま浜で待つので暑いです。
給水所はあります。
今回は浜からの一斉スタートでした。
私はOWSの経験もないため自身の泳力がどの程度か分からなかったので集団の真ん中より少し前のスタートライン中央からスタートしました。
が、これが大失敗。
評判どおり集団に揉みくちゃにされました。
前の人に追いつくし、後ろからは押されるし。
将棋倒しってきっとこういうことなんだろうなと海の中で思いました。
呼吸のため顔上げるのも大変で、海水を飲むし、正直溺れるかと思った。
初トライアスロンの洗礼だなと。
泣きそうになりながら集団がばらけるまで、犬かき状態。
まともにクロールなんてできませんでした。
個人的に考える原因は、
・遅い人が最前列付近からたくさんスタートしていたこと。
・自分の泳力が割とあったこと。
集団がある程度ばらけてからはほとんど抜かれることなく追い抜くばっかりで、最後まで泳げたので泳力はあったと自負します。
集団でもみくちゃにされ、焦りもあってリズムも崩れました。
2かき1呼吸でとりあえず心拍を落ち着かせようと。
ただしっかり目印のブイを見て最短経路を維持しようというのだけは考えていました。
1.5㎞の折り返し点の浜までほぼ集団。
給水があったので一呼吸。
集団でまともに泳げない中予想タイムできていて少し安堵。
折り返してからは集団も少しばらけて泳ぎやすくなりました。
リズムもいつもの4かき1呼吸に戻しスピードもアップ。
周囲に人が少なくなったので経路維持は慎重にしました。
横を見ると進行方向をどんどん反れている人がいて、それに後続する人もいてライフセーバーが進路修正を指示していました。
泳いでいて気づいたのは、
・泳力のない人はコースロープ沿いに多いこと。
・ウェットスーツは浮くので泳ぎやすいこと。
・巡視船、ライフセーバーがたくさんいて安心できること。
・海水が濁っていても関係ないこと(むしろ深さが分からず恐怖心が生じなかった)
とこんなことを考えながらスタート地点の浜へ戻ってきてスイムは終了。
予想タイムより早い1時間10分以内でクリアです。
ウェットスーツを着て海を泳ぐという経験のない世界。
無事に帰ってこれて安堵でした。
トランジションエリアの芝生広場まで小路を進み、途中にあるシャワーでウェットスーツを脱ぎ、スイムはこれで終了。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?