予約が取れない人気工場見学!出来立てシウマイがおいしい「崎陽軒横浜工場」
メディアなどのおでかけ情報や工場見学特集でよく登場する「崎陽軒横浜工場」。
3カ月前から公式HPより予約が可能なのですが、0時にはアクセスが集中し、すぐに満席になってしまうなかなか予約のとれない工場の一つです。(人気工場の予約のコツは、また別の機会に紹介したいと思います!)
こちらの工場には、仕事とプライベートで過去2回行ったことがあるのですが、製造工程の見ごたえと出来立て焼売の試食が忘れられず、再び行ってきました!ちなみに3歳未満の入場は不可となっており、次女が3歳になるのを待って、念願の再訪問です!
工場には、靴を履き替えて入場します。子ども用のスリッパも用意されています。受付を済ましたあと、焼売弁当パズルで遊ぶ子どもたち。
本来は、10時半からの予約でしたが、“弁当の製造が早めに終わってしまいそう”とのことで、2組に分かれて早めについたチームは、先に工場見学をスタートすることになりました。
製造ラインが見れるように、結果的に見学や説明の順番もいろいろと前後しましたが、こういう臨機応変に対応してくれるところがすごく嬉しいです!こういうこともあるので、工場見学には時間に余裕をもっていきましよう!笑
まずは、注意事項を聞いたあと、弁当の製造工程から見学しました!
製造の様子は撮影不可なので、眺めている様子です。
お弁当にいれるごはんやおかずを順番にほぼ手作業で入れていきます。お弁当の紐かけは機械も導入してみたのですが、うまくいかず結局手作業で行っているとのこと。「これでコストも手間も削減できるなら紐がなくなっても消費者は怒らないのでは…」と個人的には思ったりもしました。掛け紙に描かれている建物などについても説明してくれました。
その後、モニターを使って順に具材を入れている様子を映し出してくれます。(本来は、これを見てから実際の製造工程見学)
箱の素材は経木で出来ており、吸水性に優れ、おひつのような効果もあり、冷めてもごはんがモチモチ、ほのかな木の香りが楽しめるといった利点があるそうです。また、崎陽軒のごはんは蒸気で炊いていることもおいしさを保つ秘訣だそうです。
また、お弁当にお手拭きをつけたのも崎陽軒が最初だそうです。
続いては、昔の横浜へタイムスリップ。
駅弁の歴史やしゅうまい弁当の誕生について、紹介動画を見ます。
そして、2階に移動して、しゅうまい製造工程見学へと進みます。玉ねぎは北海道産を皮が向かれた状態で仕入れていることや貝柱はオホーツク産であること、グリーンピースは歯ざわりや味の混ざりを加味して、生地に練りこんでいること、そのため入っていなかったり、2個入っていたりすることなど、原材料についての説明がありました。
しゅうまいは1日約80万個製造しており、これを下から積み上げた場合、なんと富士山を同じ高さになるそう。
35キロまで運搬可能な空中搬送台車が天井近くを行ったり来たりしている様子はずっと見ていられます。タイミングよく、手前のラインに原材料を運んできてくれたらラッキーです!
しゅうまいの皮もその場で製造しており、約0.3㎜の薄さまで伸ばしています。これはレシートと同じ薄さなのですが、だから、あの滑らかな舌触りの皮ができているんだなぁと感心しました。私も以前、働いていた食品メーカーで中華皮の製造に携わっていたので、この薄さで破れないように作り続けることができる秘密が気になりました笑
しゅうまいを蒸す工程でがは、長さ10メートルのトンネルを10分かけて蒸気で蒸していました。
真空包装や箱詰めしていく様子もガラス越しに見ることができました。ちょうど機械トラブルで停止してしまったのですが、無事再開するところまで見届けることができました。
歴代ひょうちゃんについても詳しく教えてもらいました!
いろんなデザインや工夫が詰まったひょうちゃんがたくさん展示されており、眺めているだけでも、ワクワクしてきます。こちらの歌丸さんバージョンは、なんだか棺桶のように見えてしまいました…笑
その後、しゅうまいの誕生のきっかけやおいしさの秘密、崎陽軒の歴史に関する映像を見て(こちらも本来なら製造工程見学前に見る)、いよいよ試食タイムです!
じゃじゃーーん!
かわいいひょうちゃんのお皿に入った「昔ながらのシウマイ」と「特製シウマイ」、人気お弁当具材の筍煮、金ごま入りのひょうちゃんサブレがいただけました。(お皿は持ち帰り不可)お茶もセルフで飲むことができます。
お醤油の入ったひょうちゃんは、持ち帰ることができますよ♪
出来立ての「シウマイ」はやっぱり美味しい~~!娘たちにも大好評でした!もちろん出来立てだからという美味しさもあるけど、実際に製造工程を見てきた後だから、余計に満足感があります!
ここまでで、見学終了となりますが、希望者は、手洗い体験をすることも可能です。
工場で働く方と同じような手洗い方法を長女が試していました。
撮影グッズを使った記念撮影も楽しむことができますよ!
最後に、試食の時に、お昼寝してしまった次女のために、1階の「プチミュージアムショップ」にも立ち寄りました。
電車をイメージした座席で食べながら、工場見学の復習がてらクイズも楽しみました。
美味しくてシウマイも肉まんも横浜月餅アイスすぐに食べ終わってしまいました!
こちらのショップでは、持ち帰り用のしゅうまいやひょうちゃんのグッズも販売されていました。
気になったのが、ジャンボシュウマイの中にシュウマイが入ったこちらの商品。
いつかこれを買ってみるぞ…と心に誓いながら崎陽軒横浜工場を後にしました。
■崎陽軒 横浜工場
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください。