見出し画像

YKKのファスナーとKAI印の爪切り

ファスナーと言えばYKK。
ある程度のブランドを誇る商品のファスナーは、世界中で今もYKKですね。

そして、爪切りはKAI印(貝印)です。

今回の日本帰省旅行では、旅行用の小さな爪切りを買いました。もちろん、貝印です。

日本の優れた製品は数多くありましたが、中国やその他の国々の安い商品に押されている昨今です。

良い商品を作ることのジレンマとして、長持ちすること。
消費者にとってはありがたい限りですが、製造者にとっては永遠のジレンマかもしれません。長持ちする商品を作れば、新しく買う必要はなくなってしまいますから。

最近のデジタル機器などは、使った回数や年数などによってある種の不具合が起こるように設定されるというのもうなずける話です。

さて、日本の超優秀ブランド、YKKですが。
こちら、45年前、高校時代に友達からプレゼントされた洗面用具入れ。

旅行の時には必ず使っていました。私だけではなく子どもたちも使っていました。
でも、45年たった今、

矢印に見られるように、歯がこぼれてきてしまい、捨てることになりました。

素晴らしいですね、45年間使い続けることができる商品。

そして貝印商品です。

左は、今回買ってきました。旅行用の小さな爪切りです。
そして真ん中は、多分私が大学に入学し、一人暮らしを始めた時に買ったと思われる爪切り。これも40年以上たっています。

結婚してからも家族でずっと使っていましたから、使用頻度を考えると、ものすごい耐久性です。今も現役で使っており、壊れる要素はありません。

そして、今回実家に帰った時に母から爪切りを借りました。やはり貝印の爪切でした。これは50年以上使っているかもしれません。

右は貝印のカミソリ。25年前、ニュージーランドに移住するときに持ってきたもの。一箱5本入りですが、ただいま最後の一本を使用中です。

こうして、私はニュージーランドに25年住んでいる間も、日本の優れた製品を使い続けてきたのです。

生れて35才まで、日本製品に囲まれて生活できたことは、私にとってはとても幸運なことだったし、今でも生活用品の一部は日本製。
そして絵を描くことを趣味とする私は、画材や文具の多くを日本製品に頼っています。

海外生活が長くなればなるほど、日本製品について、その質の高さや使い勝手の良さを強く感じる今日この頃です。

あらためて、日本の技術は素晴らしい!!


いいなと思ったら応援しよう!