今日は衣類乾燥機の日
登場モノ
本ビノス子:ホンビノス貝の妖精、モデル
チョッパー:挽肉挽器の妖精、スーパーモノモデルのモデルマネージャー
スラスラ:ハムスライサーの妖精ハム樹のマネージャー
本ビノス子(ほんびのすこ)とチョッパーがモノモデルの控室で面接。
チョッパー:今回はまた、ご苦労様。あの、那智黒五郎さんの鑑定が
間違ってたんだって?なんでも碁石はプラスチックだったんだってね。
あの人も2千歳だから、知らないで、いい加減なこと言っちゃったんだ。
許してやってよ。
ビノス子:そ~言うの、慣れてるから大丈夫です。
チョッパー:そう、それでね、この問題は君が不法労働者だからだと思うんだ。
それで、ラブラブにいるんだったらこの際、国籍をね、ラブラブにしたらどうかと
思ってさ。
ビノス子:チョッパーさん、それ、私だけの問題ですか?
例えばですよ、家野ルーちゃん(いえのるー)や、江洲野ルーちゃん(えすのるーちゃん)
なんかにお前、インド人だろうなんて、言う人います?
チョッパー:そりゃいないよね。エッと、あの二人はインド人なの?
ビノス子:だから、時々に応じて、ラブラブモノとインドモノとを
使い分けが出来ていて、欧風気取りもして、世界中を飛び回っています。国籍の問題じゃありません。
チョッパー:君だってさ、チャウダーとハマグリ風の顔があるよ。
ビノス子:だから、それが一つも浸透しないで、何かって言われれば、
嘘ついた、詐欺だなんだってあらぬ事を言われて刑務所に行かされるのは私だけの問題ですか?
チョッパー:なんか、難しい話になっちゃって、全然、付いていけないよ。
ビノス子:難しくないんです。私はこれからの時代、ラブラブ国の
生まれとか、なに貝族の生まれだからとかじゃなくって、本ビノス子
として生きていくんです。
チョッパー:あ~あ、素っ裸になって、体を大の字にして、笑顔で太陽見つめるポーズとってるけどさ、そりゃ、素敵だとは思うけどさ、また、ムショ行きのにおいがするね。
ところで、私たち、なでこんな話しているんだろう。今日って、何の日?
ビノス子:今日は貝類感想記の日って聞いてますけど?
※慌てて入ってくるスラスラ
スラスラ:ビノスちゃん、御免ね、今日さ、貝類感想記の日じゃなくって、
衣類乾燥機の日だったよ~。
チョッパー:ど~して頭に「か」が付いちゃったの!!
蚊の季節でもないだろうにさ。
ビノス子:あ~、私って、困難こんなんばっか。
大変貧乏しております。よろしかったらいくらか下さい。新しい物語の主人公を購入します。最後まで美味しく頂きます!!