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お絵かきロジック(イラストロジック/ののぐらむ)を分かりやすく③くらい


※①を書く前に既に書いていた記事のため、文中の用語や解説が統一されていない場合があります。
※シリーズのタイトルを忘れましたが多分こんなだったと思います。
※②はまだ書いていません。やる気が出たら書きます。

イラストロジックの解き方 中級~応用編

イラストロジックで確定マスをもっと楽に決めたいそこのあなた!

イラストロジックをやる時に決まってするのが「先に塗れるマス探し」だと思います。つまり、上下左右で重なって塗ることができるマスを数えて塗ることです。例えば

問題)15マスあって左から8|5とあるとき
8|5□■■■■■■■□□■■■■□
この黒マスは確定で塗れるのですが、これは右と左からそれぞれ並べてみて重なるところを調べた結果分かることです。私も昔はこの方法でいちいち確定マスを調べていました。
でも、雑誌とか大型の問題をやると、マスの数が40とか60とかになってきて、誌面だと仮置きすら面倒くさい。ていうかそんな悠長にやっている時間がない。そこでなんとか一度で塗りながら確定マスを決められないか考えたところ、便利な計算方法を思いつきました。
普段から解き慣れている方にはつまらない方法かもしれませんが、初心者はこれがあると大分楽になると思います。以下参考になれば嬉しいです。

☆確定マスの簡単な計算方法☆
いちいち両サイドから仮タイルを置いて重複を数えない。
各数字マスと間隔マス1ずつを足してひとつに固め、全体から引き算して残ったマス分が、各数字マスの中で飛ばせると覚える。

問題)15マスあって左から453とあるとき
4|5|3 □□□□□□□□□□□□□□□

【仮タイル法だと】
左から■■■■□■■■■■□■■■□
右から□■■■■□■■■■■□■■■
重複 □■■■□□■■■■□□■■□
(■が確定マス)
15マスならまだマシですが、場所も取るし、40とか50になると死にたくなってきます。

【計算での考え方だと】
① 各要素を足す
② ①に、それぞれの間隔マス(最低限分なので1)を足す
③ 全体マスから①と②の合計を引く
④ ③で出た数字が①の要素からそれぞれ飛ばせると考える
⑤ 飛ばしながら確定マスを配置

4|5|3 □□□□□□□□□□□□□□□
①4+5+3=12(全部足したマス数)

②4と5の間、5と3の間でそれぞれ間隔が最低1マスずつあるので
1+1=2(それぞれの間隔マス)
12+2=14(15マス中で、初めから終わりまでを凝縮したひとつなぎにして14マス分が必要ということ)
※左からやっても右からやっても15マス中で14マスが凝縮ひとつなぎになるということです。

つまり、どちらも
③15-14=1(各数字は1マスずつ余る→1マスずつだけ飛ばせる)

ということは、
4→1飛ばして3塗れる 
5→1飛ばして4塗れる 
3→1飛ばして2塗れる
図にすると左からこうなります。

4|5|3 1⃣■■■☆1⃣■■■■☆1⃣■■□

1⃣飛ばして■■■ 間隔マス☆ 1⃣飛ばして■■■■ 間隔マス☆ 1⃣飛ばして■■ 残り □
(1⃣と□と☆は未確定マス、■は確定マス扱い)
右から354とやっても両端の1⃣と□が入れ替わるだけで同様になるので問題ありません。

結果
4|5|3 □■■■□□■■■■□□■■□

はじめは混乱しますが、慣れてくると結構便利です。参考にどうぞ。

※各要素と間隔マスを足して、飛ばすマス数が要素の最大の数字以上の場合はできません。
※部分的にできる場合ならあります。
例)NG
15マスで 224(2+2+4=8 8+2(間隔マス)=10 15-10=5←5マス飛ばし 該当なし)

例)部分OK
15マスで 135(1+3+5=9 9+2(間隔マス)=11 15-11=4←4マス飛ばしなので5だけ可能)
→□□□□□□□□□□■□□□□

例)部分OK
15マスで 21232(2+1+2+3+2=10 10+4=14 15-14=1←1マス飛ばしなので1の部分以外可能)
→□■□□□□■□□■■□□■□


補足 ☆あると便利なアイテム☆

この確定マス計算をするのには電卓を使うのが早くて正確です。特にカウント機能(何個足したか数えてくれる)とチェック機能(前回と計算結果があっているか確かめられる)がついた電卓は間違いがないうえに、間隔マスの個数もすぐ分かるのでおすすめです。

例えば先ほどの
4|5|3 □□□□□□□□□□□□□□□

この場合、4+5+3=12
(ここでカウント機能がある場合は3と表示されているので間隔マスは2と分かる)
そのまま+2
(これでひとつなぎ分の14)
そのまま-15(全部のマス数)=-1
ここで+と-は無視します。絶対値(+や-を消した数字)の1が飛ばせるマスということになるのです。要素が10個とかになってくると目が滑りやすく、何個目まで足したか分からず計算ミスとか、間隔の数え間違いとかが発生するのですが、電卓ではそれが減るのでスピードアップになります。
ちなみに私が使っているのはSHARPのなんかの記念モデルです。電卓の扱いに慣れるとさらにスピードアップできます。

これからお絵かきロジックをやってみようという人や、解く時間を短縮させたい人は試してみると便利かもしれません。

※私の電卓は、シャープ 電卓50周年記念モデル ナイスサイズモデル ピンク系 EL-VN82-PXでした。各通販サイトでまだ取り扱いがあるので気になる方は是非に。日付計算がついていないのですが、経理などの専門職以外はこれ1つあれば仕事でも日常使いでも十分です。デザインもよくて気分があがるしね。ピンクの他にブルー系、ゴールド系、ブラウン系の色もありますよ。

アフィリエイト目的ではないのですが、リンク貼ってみたかったので……気になる人はどうぞ↑

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