きみの花

裏切ってないと叫ぶのは簡単だ
それが嘘だって良いのだから
真実じゃあなくても構わないのだから
どうせ私は貴方の知育玩具
誰かの歌に託すなんてきっと
もうおしまいだね
貴方は愛されたがりのお姫様
私はそれを満たさなかったタール
だから貴方に捨てられたの
もう貴方は知ってしまったから
どうでも良いものは大切なものにはなれないよ
私たちはそれを知っているよ
だから、いつか
嘘を知ってね
貴方が私を知育玩具にしたように
私は貴方を知育玩具に出来なかったこと
いつか
知って後悔でもしたら良いの
後悔が好きなのだから
大切じゃあないものが捨てられていくだけ
ただそれだけだよ
私たちの道はもう交わらない

貴方の頭を踏みつけてもそれは変わらない