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【Tips】総務省 電波利用 電子申請・届出システムLiteをMacで使うには
お役所関連の各種システムは、たいがいWindowsのIE仕様というのがいまだに日本標準らしいですが、 動作確認やサポートするのが面倒なので放置しているだけで、実はちゃんと動いたりもするようです。
とはいえ、サポート外なので公式窓口には聞けるわけもなく、かといってそのためだけにWindows環境を用意するのもアホらしいと思うわけです。
誰得情報ですが、小ネタ的Tipsということで。
アマチュア無線の申請・届出をMacでやりたいというごくごく僅かな人へ向けての小ネタです。<(_ _)>
総務省 電波利用 電子申請・届出システム Liteというものがあります。
Liteがつかない方は、電子証明書方式で敷居が高くなりますが、証明書無しで利用登録すれば使えるのがLiteの方です。
ごく普通の一般人であればLiteの利用が理に適っています。
が、これがやっぱり曲者で、パソコンでの推奨環境はこちら
Windows 8.1と10のみ、ブラウザはFirefoxがあってよかったですが、IE11とかもう……IE6でなくてよかった(といったら怒られますよね。ごめんなさい)
一応スマートフォンだとiOSも推奨環境になってくるようです。
なんだかんだ言って日本国内だとスマートフォンのシェアとしてはiPhoneかなり多いですし妥当ですよね。
iPadは?とかMacは?と聞きたくなってしまいますが。
で、実際これが一応MacのSafariとかでも動くのですが、申請用のデータを入力していくと最後の最後でどんでん返しをくらいます。
PCやMacに詳しい人にとっては、さほど困難なことでは無いでしょうが、私も最初意味がわからなくてだいぶ困り果てました。
入力データをダウンロードして保存することが出来て、それを再利用して別の手続きを継続できたりするのですが、そのダウンロードファイルがうまく保存できないのです。
具体的には、shinsei_2021mmdd.zip (mmddは月日)といったファイル名で zipファイルがダウンロードされるのですが、自動的にファイルが解凍されて、shinsei_2021mmddフォルダとその中にsinsei.xmlと自分でアップロードした添付ファイルが入っています。
この解凍済のファイルは、再度申請データとして再利用することが出来ません。え?
【対策】もったいぶらずに結論を言うと、自動解凍しない設定にするだけ。
ブラウザとしてSafariを使っていたら、Safariのメニューから
Safari>環境設定を選ぶと、このような設定画面となります。
一般
一番下の方に、ダウンロード後、”安全な”ファイルを開く にチェックがついています。これがデフォルト設定だと思います。
(MacのOSやSafariのバージョンによって違ってたらすみません)
このチェックボックスを外すだけ。
これでダウンロードしたファイルはそのままの状態となるので、zipファイルはzipのまま保存されます。
言われてみたら、なんだそんなことか?
という感じでしょうけど、これが自動的に開いてしまうと再利用できない仕様らしいので、そのように取り扱ってあげればOKというだけのお話でした。
ちなみにこの手の申請データ入力、いろいろ罠があって、全角、半角ネタとかもありますが、それはまた別のお話。
必要なら別のメモ帳かなにかにコピペで文字を貼り付けて対応するのが、ローテクですが手っ取り早いです。念のため。
直接的なサポートは出来ませんが、なにかご質問があればコメントで訊いてください。わかる範囲でお答えしたいと思います。
このためにParallels上のWindowsを起動して、わざわざIE開いてデータを打ち込み直すのはホント辛かったです。え?