【実験】「NIKSEN(何もしない)」はQOWを向上させるのか
こんにちは。NIKSEN研究員のYURIです。
NIKSENの社員として、そしてNIKSEN啓蒙家として、ランサーズの新しい働き方LABの実施している「研究員制度」の研究員となり、私は今回NIKSEN研究を行いたいと思います!!
その名も「NIKSEN(何もしない)はQOW(Quality of Work)を向上させるのか」。多くの人に、あえて何もしない時間、暇な時間、空白の時間、頭を休める時間、無駄な時間を過ごしてもらえる社会にすべく、今回の研究を実践します。
◆実験の目的と背景
目的と背景についての詳細は、だいひょーのKENのnoteを読んでもらえればたっぷりNIKSENの重要性について語っていますのでご覧ください。
とにかくやらなければいけないことにあふれている21世紀。能動的に『しない』を選択する重要性を多くの人に気づいてもらいたいと考えているため、その重要性をみんなと共有し合うべく、きちんとしたデータがほしいと思い、今回研究に応募しました。
研究目的
「世界に「ヒマ」を。」
研究メッセージ
「何もしないを、する」
◆検証したいこと
1. NIKSENに良い意味があることを証明したい
NIKSEN(何もしない)という行為が我々にとって良い効果をもたらすということをデータを用いて証明したいと考えています。また特にWORKの分野でNIKSENがポジティブな効果をもたらすことを証明したいと考えています。
2. どんなNIKSENがいいのか、そのやり方についても考えたい
NIKSENの定義についても改めて明文化すべく、どんなNIKSEN(何もしない)がより我々にとって良い効果を与えてくれるのか、複数の種類のNIKSENを実施し、最もQOWを向上してくれるNIKSENを見つけたいと思っています。
◆活動の概要
1. 1日1回1時間のNiksen(何もしない)する
A. 6種類のNIKSENを想定
B. 各種類を1週間ずつ行う(A~Fまで6パターンを想定)
C. A~CのNIKSEN終了(3週間)後とD~FのNIKSEN終了(3週間)後、NIKSENを行わない1週間ずつ挟む
2. 合計で8週間の研究期間とする
3. NIKSEN期間と非NIKSEN期間の比較を行う(※詳細は測定方法)
4. 研究対象者は現時点で4名を想定
5. QOWの定義は以下の3つを想定(※実際の計測にあたり変動の可能性有)
A. 創造性
B. ストレス度
C. 幸福度
◆アウトプット・成果
●NoteやSNSでの発信
NIKSEN終了後の体感をTwitterで発信。気づきが多く発生した場合には研究報告書作成前にもnoteにて感想や情報をまとめる
●NIKSEN啓蒙活動の活性化
現在行っている各NIKSENイベントについても一般公募を増やし、NIKSEN(能動的に、何もしない)を一緒に実施してくれるNIKSEN仲間を増やすため尽力する
●NIKSEN活動のビジネス化
現在想定しているNIKSENがQOWにもたらすとされる影響をより具体化し、ビジネス展開方法を考える
◆測定方法
測定分野
●創造性(統合性)・・・自作のテストを使用予定(脳波測定?)
●幸福度・・・定時にその時の気分を入力するチェックアプリを活用
●ストレス・・・Garmin watchでのストレス度計測を使用
上記の3項目についてNIKSEN期間および非NIKSEN期間共に測定し、その結果を分析する
◆スケジュール
8月~9月:8週間の研究機関
10月:データ分析
11月:報告書作成
日々「やる」ことに追われる中、「やらない」を選択する力。空いた空白の時間を何かで埋めるのではなく、空いた状態のまま維持する勇気。
空白の時間が私たちにもたらしてくれるものがきっとある。それを証明できますように。NIKSENに興味を持っていただける方がいらっしゃればぜひSNSなどでお声掛けください!研究者として一緒にNIKSENしてみましょう!