大切なモノを手放すときは
大切なモノは手放しにくい
長く使っていたモノ
購入価格が高かったモノ
思い出が詰まっているモノ
など、誰にでも「大切なモノ」というのがあるのではないでしょうか。
そんな「大切なモノ」でも、手放すタイミングがあります。
それは
・趣味で使っていたけど、その趣味をやめた
・高かったけど、今の自分には使いにくい
など「今の自分」に合わなくなったときです。
とはいえ大事にしていたモノほど手放すのは簡単ではありません。
そんなときは、まず自分の気持ちと向き合ってみましょう。
納得できる手放し方は?
モノを手放すときは、主に「売る、譲る、捨てる」の3つの方法があります。
・少しでもお金に換えたい&まだ使えるから次の持ち主に…という場合は「売る」
・値段はつかなくてもいいけど、誰かに使ってほしい場合は「譲る」
・自分が最後の持ち主でいいから少しでも早く手放したい場合は「捨てる」
といった具合です。
そして大事に使っていたモノほど「誰か他の人に使ってほしい」と思いませんか?
ただ、誰かに使ってほしいと思っていても、その「誰か」が見つからない場合もあります。
だからこそ「自分が手放してもいいと思えるのはどんな時?」と考えてみてほしいのです。
できればそれを紙に書きだしてください。
頭の中で考えるだけだと、グルグルと考えが回ってまとまりにくいのでね。
そして自分の希望の優先順位の高い手放し方ができる方法から試してみましょう。
例えば、少しでも高く売りたい場合は
1.専門の引き取り業者に引き取ってもらう
2.リサイクルショップへ持って行く
3.メルカリなどのネットで売る
4.バザーやフリマに出す
5.SNSや口コミで引き取りて手を探す
など、いろいろと手放す方法があります。
そして1から5まで試しても引き取り手がない場合、残念ながらそのモノに「モノとしての価値」はないと思ってください。
なぜなら今はモノを捨てるのにもお金がかかる時代ですからね。
「例えタダでもいらないモノはいらない」というのが現実なのです。
「ケリをつける」のは誰か
モノは使ってなんぼ。
使わなくなったモノは、使わなくなった時点で一度役目を終えています。(思い出のモノとして持ち続ける場合を除きます)
一度役目を終えたモノに新しい役目を持たせるのが「売る、譲る」という行為です。
とはいえ全てのモノに新しい持ち主が見つかるとは限りませんよね。
その場合、そのモノに「ケリをつける」のは今の持ち主の役目ではないでしょうか。
時々「親が残したモノ」の後片付けに苦労されている方のお話を聞くことがありますが、それはもう大変です。
なぜならそのモノの価値が分からなかったり、モノに対する親子の思い出があったりで作業が進まないからです。
(「国宝級だからね」と教えられていた食器が二束三文の値しか付かなくて困っている方もいました)
売るにしても譲るにしても「次に使ってくれる人」が見つからなくては先に進むことができません。
そのため「次に使ってくれる人が見つからなかった場合はどうするか?」までを含めて「手放すときの優先順位」を考えてみてくださいね。
そしてどうしても次の持ち主が見つからなくて処分することになったら「今までありがとう」という言葉と共にお別れしてください。
そうすることで気持ちにも「ケリ」がつけられると思いますよ。