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子どもの自転車選びは難しい
次男の自転車を購入しました
先日、小学校を卒業した次男の自転車を新調するため一緒にお店に行ってきました。
新しい自転車は中学校でも使うため
・両足スタンドであること
・前かごと荷台があること
という2つの条件だけは外せません。
逆に言えば、この2つの条件さえ満たしていればあとは自由なので選び放題なのです。
いざ店内に入ると、色とりどりの自転車がずらりと並んでいました。一通り見て回った後に次男の顔を見るとなんともいえない表情です。
「気に入ったものか気になるものはあった?」
と聞いても返事はありません。
どうやら店頭に並んでいる自転車の数が多すぎて、何をどう選んだらいいか分からなくなっていたようでした。
そこで作戦変更です。
選ぶ自転車の条件を絞る
・両足スタンドであること
・前かごと荷台があること
「この2つの条件さえ満たしていればいいよ」だけだと選ぶのが難しいと分かったので、乗るときの安全性から
・ちょうどいいサイズは何インチか?
・乗りやすいハンドルの形は?
という2つを考え、次男の身長から考えると乗りやすいのは26インチ、ハンドルはセミアップ(ママチャリのハンドルみたいなやつ)がいいだろうとなりました。
ここまで絞れば大丈夫だろうと思っていたら、実はまだ選べなかったのです。
最後の盲点
「好きなのを選んだらいいよ」と伝えても、何かに困っている様子の次男に「好きな色で個性を出すのに抵抗がある?」と質問してみたところ、どうやら図星だったようです。
次男は人に見られたり目立つことがとても苦手なため、どの色を選んだら目立たないのか分からなくて困っていたようです。
(でも「ダサい」と思われるのも嫌という…思春期難しいな)
そこで「目立たないけどおしゃれに見える色」を最後の条件にして、やっと納得のいく1台を決めることができました。
選ぶって難しい
たくさんの選択肢があれば選び放題でいいじゃないかと思う人がいるかもしれません。
でもそれは「選ぶ基準」があればこその話です。
何を基準に選べばいいのかが分からなければ困ってしまうのも無理のない話なんですよね。
今回は最低必要な2つの条件だけでなく、安全性と見た目からも選ぶ基準を絞ってやっと選ぶことができました。
大人が選んだ方が早いし確実な場合もありますけどね。
こうして時間をかけて「自分で選ぶ」経験を重ねていけたらいいなと思っております。