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おもちゃを「捨てたくない」という子供の気持ちを考える

おもちゃを「捨てたくない」という子供

おもちゃを整理して量を減らしたいと思っても、子供に
「おもちゃを捨てるのは嫌。」
と言われて困ったことはありませんか?

おもちゃは子供にとって大切なモノ。


「捨てたくない」という気持ちは分かりますが、かといって今のままではおもちゃが多すぎて片付けるのが大変だし・・・。

どうして子供は「捨てたくない」と言っているのでしょうか。

今回は3つのパターンで考えてみましょう。


1.「整理する=捨てる」と思っている

もしかしたら、「おもちゃの整理をする=使っていないおもちゃを全部捨てないといけない」と思っているのかもしれません。

テレビや雑誌などの影響で「使わない=捨てる」というイメージがあるのでしょうか。
でも、そんなことはありません。

そもそも整理とは「たくさんのモノの中から必要なモノと不必要なモノを分けて、必要なモノを選ぶこと」です。

使ってないおもちゃは「ひとまとめにして別の場所で保管する」という方法もあります。
もしまた使いたくなったら、使っているおもちゃと入れ替えたらいいだけ。

大事なのは「おもちゃ置き場のおもちゃの量が増えないようにする」ということです。

「使ってないからといって、すぐに捨てるわけではない」と言って安心させてあげてくださいね。

2.「捨てる」という行為に抵抗がある

「捨てる=ゴミ」というイメージがあるのでしょうか。
捨てるのは嫌だけど、「譲る、売る」という方法であれば大丈夫という子供もいます。

売る場合もリサイクルショップやフリーマーケット、バザーなど方法はいろいろ。
今はネットを使って売るということもできますよね。

「捨てるんじゃなくて、次の持ち主を見つけようよ。」
と言って、一緒にどうすればいいか考えるのもいいんじゃないでしょうか。

※ただし誰かに譲る場合は相手に「いるかどうか」を確認してからにしてくださいね。

3.思い出があるから捨てられない

大人でも思い出のあるモノは手放したくないもの。
それは子供だって同じことです。

思い出があって捨てたくないというモノは「思い出BOX」を作って保管するようにしてあげてください。

ただし何でもかんでも「思い出」として残すのはキリがありません。

子供のスペースに置ける程度の入れ物を用意して、その範囲内でやりくりできるように練習をさせてあげてください。

まとめ

☑使わないモノは全部捨てなきゃいけないと思っている
☑捨てることに抵抗がある
☑思い出があって捨てられない

など、「捨てたくない」という言葉にはいろんな意味が隠されています。

隠れた理由が分かれば、対処法も分かってきますのでね。


「どうせ使ってないからいらんじゃろ!」
と、怒るのではなくて。

まずは「どうして捨てたくないのか?」ということを聞いてあげてくださいね。

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