子供の心を和ます3つのこと
若手から中堅への過渡期といったところだろうか。
自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。
さて、4回目のテーマは「子供の心を和ます3つのこと」である。
学校には、いくつものルールや暗黙の制限がある。もちろん集団生活を送る上で必要なこともあるが、教師が意識していかなければ子供の「自由」はなくなってしまう。
私が教室で心がけているのは、子供の「安心感」である。
どんなに教材研究をしてよい授業をしても、楽しい遊びをしても、子供に「安心感」がなければ、それらは効力を発揮しづらいと考えている。
そこで、実践していることの中から核となる3つを紹介したい。
①教師が笑うこと
以前、ある同僚が「1日1笑」を目標にするという話を聞いたのだが、私は「1日100笑」位を心がけている。教師が笑えば、子供も笑う。笑うから幸せなのだ。教室を笑顔であふれさせていこう。
②教師が脱力すること
子供の心をほぐすには、まず教師自身が力を抜こう。踊ったっていいじゃないか。ふざけたっていいじゃないか。だって、にんげんだもの。
③教師が失敗すること
誰だって失敗する。失敗の許されない教室に、安心感はない。教師だって間違うんだ。「あ、本当だ。ごめんね。」素直に謝ればいいのだ。そんな姿を見て、子供たちは安心する。
子供たちにとって、教師は大きな環境の1つである。居場所である。子供は教師の言うとおりに育つのではない、教師の姿を見て育っていくのである。
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