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「汝、星のごとく」「星を編む」の2作を読んだ感想!

2023年本屋大賞受賞作 「汝、星のごとく」
そして、その続編 「星を編む」
この2作を読み終えたので感想を書こうと思う。

いや〜〜〜、いい。沁みる。

なんかこう言葉に言い表せない不思議な感覚と余韻が続く作品達だった。
ここ数年で読んだ本の中でもトップ3に入るだろう。
面白いなと思う本はあるものの、面白かった。
止まりで、中々心まで響く作品は少ない。
この2作は、心にじーーーーんと響いてきた。
自信を持ってオススメする。

特に私のおすすめは、2作目の「星を編む」だ。

一作目の「汝、星のごとく」を読んだのは夏頃だ
ずっと気になっており、書店で購入。
その日のうちに読み終わってしまった。笑
読めば読むほど作品に引き込まれ、涙が洪水のように溢れでて、目がぱんぱんになった。笑

ただ内容はとても辛かった。中々重い余韻がしばらくが続いた。笑
それだけ作品に入り込める素敵な作品だった。

今回はその続編、「星を編む」を読んだのだが、
前回から間が空いてしまい、所々思い出しながら読んでいた、笑
どんな内容かと気になっていたが、前回に比べ居心地の良さを感じる暖かい作品だった。

この何ともいえない心地よさが、私が2作目を進める理由だ。

だが、きっとこの心地良さに浸るには一作目を読まないと心地良さが半減してしまう気もする、、
なので、どちらにしろ2作読むのがオススメだ笑

ここからは2作目、「星を編む」の感想を書いていく。(ネタバレ含む)

まず、言いたい。
先生、あんたはどんだけ良い人なんだ、、、。
この作品=先生の物語といっても過言ではないだろう。笑

The善人な親の元に生まれ、自分がどこか後回しにされている気がして、でもそれを否定すると、親の善を否定してる事になり、、、

いや〜〜〜、なんかわかるんだよな。
この気持ち。

皆さんも一度くらいはあるだろう、頭では分かっていても、自分の気持ちはNoを出す。

特に、感情というのは厄介だ。笑

私は付き合っている恋人がいるのだが、
彼は友達、家族、彼女の大切さが同じらしい。
逆に私はというと、彼がやっぱり1番。?笑
比べるものではないと分かりながら、私を優先して欲しいと思ってしまう。
でも、彼が友達、家族、そして私を大切に思っていることは伝わるし、素敵だとも思う。
頭では分かりつつも、心はNoを出すのだ。笑
そんな自分に嫌気がさし、だから物分りのいい振りをする。
(今は嫉妬する自分も否定せず受け入れている、笑)

きっと、先生もこんな気持ちだったのではないかと勝手に想像していた。

他の登場人物達に関しても、現実的でない部分はありながら、なぜか共感出来る部分があり、それも自分ではよく分からず、、。
不思議な感覚と余韻だけが残ったのだと思う。
だかその感覚は不快なものではなく、慰め?
に近いような感じがした。

自分でも何を言っているのかよく分からないが、とにもかくにも、この2作は本当に良かった。

皆さんも機会があればせび、お手に取ってみてください。




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